メインイメージ

Marketing columnマーケティングコラム

19.04.18

マーケティング全般

デジタルマーケティングの効果を実感している企業は約6割

自社サイト、オウンドメディア、SNS、MA、IoT、広告など昨今のマーケティングにおいて欠かせない手法の一つがデジタルマーケティング。

本日は、マーケティングの実務家による国際組織=MCEI(Marketing Communications Executives International)による「マーケティング実務家による『デジタルマーケティングに関する』本音アンケート」の結果を元に、デジタルマーケティングについてお話してみたいと思います。

1、デジタルマーケティングへの企業の取り組み状況

デジタルマーケティングへの取り組み状況に関する調査では、SNS活用が67.4%と最も多く、次いでデジタル広告、SEO対策という結果になっています。

SNSは無料でスタートでき、やり方次第では社内リソースでまかなうこともできるためデジタルマーケティング初心者にも受け入れられやすい一方、ビッグデータやAIなど専門的な技術によって真価を発揮するマーケティングオートメーションについては、まだ取り組んでいる企業が少ないようです。

2、デジタルマーケティングの効果は?

デジタルマーケティングの効果に関する調査によると「少しは出ている」が50.9%、「大きく出ている」が7%となっており合計で57.9%の人が効果を実感しているようです。

デジタルマーケティングは直接的なコンバージョンを求める手法もありますが、企業の多くが取り組んでいるSNS活用やコンテンツマーケティングは啓蒙活動といった役割を担うケースが大半。デジタルマーケティングに取り組む際は目的と効果指標を明確にして手法を選んでいきたいところです。

3、デジタルマーケティングとアナログマーケティングの配分は?

デジタルマーケティングとアナログマーケティングの配分については「組み合わせ」が重要と回答している人が84.4%となっています。

チラシやフリーペーパーといった紙媒体は反響低下が囁かれていますが、一定の層には確実なニーズがあるため、デジタルを組み入れながらターゲットを棲み分け、適材適所のマーケティングを意識したいところです。

まとめ

一口にデジタルマーケティングといってもその手法は様々であり、企業の規模や業種を含めて自社に合った手法を選んでいく必要があります。また目的や効果指標の選定も運用の成否を分ける大きなポイント。デジタルマーケティングは手法先行ではなく課題解決の手段の一つとして取り入れていきたいところです。

参照元:MCEI

https://www.mceitokyo.org/news/detail.php?news_id=47

tel0534721651受付時間:9:00から18:00(土日祝休)

pagetop