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19.03.07
広告関連
2019年はインターネット広告がテレビ広告を追い抜く?!
2019年2月28日、電通は「2018年 日本の広告費」を発表しました。
そこで本日は4マスとインターネット、プロモーションメディアの広告についてお話ししてきたいと思います。
インターネット広告が今年も二桁成長を記録
2018年 日本の広告費によると、インターネット広告費は1兆7589億円の過去最高を記録し前年(1兆5094億円)と比べて116.5%と高い成長率を維持しています。
全体の広告費は前年比102.2%と上昇していますが、インターネット以外の広告費はすべて下降気味となっているため、実質的に日本の広告費成長率はインターネットが牽引しているという状況にあります。
4マス媒体では「新聞」「雑誌」の落ち込みが顕著に
4マスの広告成長率については前年比で新聞が92.9%、雑誌が91.0%、ラジオが99.1%、地上波と衛星メディア関連を合わせたテレビが98.2%となっており、新聞と雑誌の広告費がラジオやテレビと比べても特に落ち込んでいる様子。
新大陸でも全国のお客様の広告に携わっておりますが、紙媒体についての広告費を削減しインターネット広告へのシフトを進めているという現場は毎年増えつつあると実感しています。
プロモーションメディアは「前年比99.1%」とほぼ横ばい
屋外、交通、折り込み、フリーペーパーなどのプロモーションメディアは前年比で99.1%とほぼ横ばいとなりました。
ただ交通、POP、展示・映像などインターネットと協業できるプロモーションメディアについては昨年よりも広告費が増えている傾向にあります。
媒体別の構成比
2018年時点では広告のシェア1位はテレビメディアとなっていますが、インターネットとの差は259億円と僅差。
テレビメディアの衰退だけでなく、インターネット広告費が過去5年間二桁成長を続けているという背景を見ると、2019年はインターネット広告がテレビメディア広告を抜いて1位になることが予想されます。
まとめ
広告はビジネスやターゲットとの相性もあるため一概に紙媒体が難しいというわけでもありませんが、ここ数年のインターネット広告の発展と浸透は著しいため、紙媒体の反響低下を感じているという方は、インターネット広告の分野に予算を割いてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
参照元:電通報(https://dentsu-ho.com/articles/6500)