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17.12.06
企業が参考にするべき、Instagram利用状況
Instagramの勢いは知っているけども、実際にどのように運用してどのような成果に結び付くのかイメージできていないという方は意外と多いもの。
そこで本日は先日ソーシャルメディアマーケティングラボが発表した「Instagram利用に関する意識調査」を元にInstagram利用者と企業のSNSマーケティングについて考えてみたいと思います。
・Instagramアカウントの所持率は50%超
「Instagramは若い人向け」というイメージがあると思いますが、注目すべきは40代以上のユーザー。40代女性は45.6%と30代男性よりも高く、50代男性は36%と高い所持率を記録しています。
Instagramが普及しはじめて数年が経ちますが、最近は40代以上のユーザーも情報収集のツールとして積極的に活用している様子。
企業としては利用者を「20〜30代の女性」と既存イメージのまま運用するのではなく、今後は40代以降の層も視野に入れた幅広い運用を心がけたいところです。
・約70%のユーザーが週に数回チェック
閲覧頻度に関する調査では平均して約70%のユーザーが週に数回以上チェックしていることがわかりました。
特に「毎日1回以上チェックしている」というヘビーユーザーは男性の場合、30代以降はほぼ同じ割合となっています。
閲覧頻度が高いという傾向から対策したいのはコンテンツの投稿頻度。既視感が生まれないようなコンテンツであれば、1日1回程度投稿するというのも良いと思います。
・約3人に1人が企業投稿の影響を受けている
Instagramの特徴は他のSNSと比べてビジネスアカウントのフォロー割合が高いということ。その影響もあり「企業からの投稿に影響を受けている」と回答したユーザーは約33%という結果になりました。Instagramは写真や動画によるネイティブな訴求が可能であるため、ユーザーの心理障壁も低く、情報提供の場として成立しているようです。
・Instagramを起点として購入に至った商品
Instagramと購入に関する調査では、お菓子やドリンク、コスメなど低価格で身近なものが購入されているということがわかりました。しかし、服・インテリア・靴・バッグなど単価の高いものも上位に食い込んできています。
高単価な商品を扱っている企業の場合は、SNSマーケティング用に低価格なフロント商品を作ってみるというのも一つの手かもしれません。
・まとめ
若い女性向けと考えられてきたInstagramもここ最近の普及によって少しずつユーザー層が変化しつつあり、それに伴って企業はコンテンツにバリエーションを持たせるなど少しずつ対策が必要になってきそうです。
Instagramをマーケティングに活用している、これからしたいという方は今回の調査を今後の参考にしてみてはいかがでしょうか?