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Marketing columnマーケティングコラム

20.03.10

Instagram

実店舗とオンラインが相乗効果を生む?日本進出オールバーズに学ぶ

自前のWebサイトで商品を消費者に直接販売する、DtoC(Direct-to-Consumer)企業が急成長を遂げています。

代表とされるシューズブランド「オールバーズ(allbirds)」の設立は2016年、わずか2年で100万足以上を販売し、2018年には企業価値が10億ドルに達するなど大成功を収めています。

オールバーズはDtoC企業ですから主力はオンラインでの販売です。自社サイトはもちろんSNSの運用に力を入れているのですが、中でも見ものは公式インスタグラムでしょう。

明確なポリシーが伝わるインスタグラム

34万人以上のフォロワーを集める公式インスタグラムは、高いクオリティの写真や動画、イラストで埋め尽くされています。しかし、クオリティ以上に注目すべきことは、それぞれの投稿が持つメッセージ性。ウールなどサスティナブルな素材を使っている、デザインはベーシックながらもカラフルなラインナップを持っている、オールバーズを身につけることで楽しい毎日がやってくるといった主張がダイレクトに伝わる。かわいい羊もたびたび登場します。

投稿に込められたメッセージが明らか。

これは企業公式インスタグラムに欠かせないことです。それ以前にポリシー、オールバーズなら「環境に配慮した履き心地の良いシューズを作る」がはっきりしている必要があるのですが。

日本でパッとしないのは実店舗での販売だけだから?

ところが、今ひとつ元気がないのがオールバーズ公式インスタグラム日本版です。上陸したのが今年始めとはいえ、今をときめくDtoC企業にしては3,000人ほどというフォロワーは少なすぎます。

原因の一つはDtoC企業にも関わらず、オンラインでの販売がまだおこなわれていないことにあるでしょう。日本での販売チャネルは原宿にある直営店だけ。これでは、いくらオールバーズが気になったとしても、インスタグラムのフォロワーになる=企業のファンにはなり得ません。

一方で、数ヶ月早く進出した中国のオールバーズ公式微博(ウェイボー)のフォロワーは11万人以上と大盛況です。これは中国でスタンダードとなっているWeChatを活用したオンライン販売に力を入れているから。履きごこちの良さは中国でも好評で、共同設立者のインタビューによるとリピート率は50%に及んでいるといいます。

そして、次々と直営店もオープンさせる予定。オンラインと実店舗、双方での販売が相乗効果を生み出しているからこそ、オールバーズは中国で成功を収めているのでしょう。

まとめ

DtoC企業の雄、オールバーズは色々なことを教えてくれます。

たとえばインスタグラムなら「シンプルなポリシーをわかりやすく伝えること」、見る人に強い印象を残すためには、同じポリシーを切り口を変えつつ伝え続ける必要があります。

そして実店舗とオンラインが相乗効果を生むということ。あのオールバーズが日本ではパッとしない理由は、いまだオンライン販売を行っていないから。実店舗も大切かもしれませんが、多くの人々に商品が届く手段を持たなければ相乗効果も生まないのです。

公式サイトによるとオールバーズが日本でオンライン販売を開始するのは4月だとか。なぜ遅らせる必要があるのか?深慮があってのことか、単に体制が整っていないのか。それはともかく、履き心地を試してみたいものです。

参照元:allbirds公式インスタグラム(https://www.instagram.com/allbirds/

オールバーズジャパン公式インスタグラム(https://www.instagram.com/allbirdsjapan/

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