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Marketing columnマーケティングコラム

19.12.03

マーケティング全般

なぜ店舗を持ちたがる?D2C企業から学ぶ顧客との関係性

アメリカでは「D2C」と呼ばれる企業が注目を集めています。

D2Cとはダイレクト・トゥ・コンシューマーの略。

「メーカー直販」という意味で、代表はメガネの「WARBY PARKER(ワービーパーカー)」になるでしょう。D2C企業に共通するのは、自社サイトを構えてユニークな方法で販売するところ。
と、ここまでなら、いかにも最先端の企業の様に感じるのですが実際は少々違います。実に古臭く、泥臭い一面も持っているのです。



なぜD2C企業は実店舗を作りたがるのか?

D2C企業に共通するのはオウンドメディアやSNSなど、旬のマーケティング手法を駆使しているところです。加えて共通しているのは、一定の成功をおさめた後に実店舗を構えたがるところ。エリアにとらわれるしコストもかかるという、店舗のデメリットを充分わかっているはずなのに、彼らはなぜか出店をしたがります。

先述のワービーパーカーは、北米に100店舗を構えるまでになりました。寝具の「Casper(キャスパー)」は、コストコなど大手小売業と提携して出店を重ねています。靴の「Allbirds(オールバーズ)」は、米D2C企業として初となる中国進出を先日果たしたばかりです。

狙いはズバリ、顧客との関係性強化

「自社のビジョンを共有してもらうため」「商品に実際に触れる機会を提供するため」「個客の声に耳を傾けるため」実店舗に力を入れる理由としてD2C企業は様々なことを述べています。しかし、それらは「顧客との関係性を強化する」という言葉に集約されるでしょう。先日、スキンケアのD2C企業「キュロロジー(Curology)」が、SMSを活用していることをお伝えしましたが、狙いはまさに顧客との関係性強化だと思うのです。

最先端とも思えるD2C企業は、顧客との関係性が希薄なことに危機感を持っています。一方でこれを読んでいる(あえて呼ぶなら)旧型の企業の多くは、すでに顧客との濃密な関係性を築けているはずです。D2Cの多くが必死になって手に入れようとしている店舗をすでに構え、日々商品に触れてもらったり、商品やサービスへの意見に耳を傾けたりをしているはずなのです。


まとめ

つながりが強い顧客がすでにいる。こんなケースでの悩みは恐らく、顧客が増えていかないところにあるでしょう。ならばD2C企業の逆をやればいい、オウンドメディアやSNSを活用することで自社の商品なりサービスを伝播させれば良いのです。

最先端のイメージがあるD2C企業ですがやっていることはどこも同じ、顧客との関係性づくりです。そしてやるべき努力はやっぱり同じ、古臭く泥臭いものなのではないでしょうか。

https://www.warbyparker.com

参照元:ワービーパーカー公式HP

tel0534721651受付時間:9:00から18:00(土日祝休)

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