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20.01.16
マーケティング全般
企業のマーケティング予算が増加傾向
デジタル広告の市場規模が拡大の一途をたどる中、企業の広告予算は2020年も増加傾向にあるようです。
本日はコムエクスポジアム・ジャパンがマーケティング担当者に対して行った「2020年の取り組み」調査より、企業の広告予算について紹介します。
2020年の広告予算は増加傾向に

2020年度の広告マーケティング予算の増減予定に関する質問では43.6%の企業が増加を示唆。昨年同様が33.9%であることを踏まえると企業の広告予算は2020年も増加傾向にあるようです。
これは今年が5G元年ということで、より高度なテクノロジーを活用した広告・マーケティングが可能になるためと考えられます。
予算を使って取り組みたいこと

2020年度に取り組みたい・注目しているテーマについては「顧客体験(CX)の充実」「デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進」「ファンマーケティングの実践」「OMO(Online Merges Offline)によるビジネス、コミュニケーションの変革」が上位となりました。
特に近年注目されている顧客体験(Customer Experience カスタマーエクスペリエンス)は62.9%と高い支持を集めました。CXは商品・サービスの売買の先にある価値を顧客に体験してもらうという深い概念の取り組みであるため、これを実現するためにはより高いテクノロジーの活用が見込まれます。
またデジタルトランスフォーメーション(DX)もテクノロジーを活用した取り組みであることから、2020年4月よりスタートする5Gへの期待の大きさがうかがい知れます。
まとめ
今回の調査はマーケティングの国際カンファレンス「ad:tech tokyo」「Summit」に参加した企業のマーケティング担当者60名を対象とした調査ということもあり大手向きの調査と考えられますが、テクノロジーへの期待は高い様子。予算の増減は業種によって異なりますが、顧客体験・デジタルトランスフォーメーション、ファンマーケティングというTOP3の取り組みは企業規模を問わず押さえておきたいポイントです。
参照元:プレスリリース( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000013647.html)