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Marketing columnマーケティングコラム

20.05.05

マーケティング全般

VODサービス「MUBI」で考えたブランディングの重要性

在宅時間が長くなり利用する機会が増えたサービスといえば、VOD(Video On Demand) が挙げられるでしょう。

VODとは、視聴者が観たい時に様々な映像コンテンツを視聴することができるサービスです。

しかし、VODも完璧ではありません。利用するにつれて感じるのが、観たいものがないという不満。あれほどコンテンツがあるにのに不思議だと思いませんか?

VODの価値を決めるのはコンテンツ量だと、長い間思っていたのですがどうやら違うようです。そして、その思いは「MUBI」というサービスを知ってから強くなっていくばかりなのです。

 

30本の映画しかアップされていないVOD「MUBI」

先日「セリーヌ」公式(@celine)インスタグラムに、クリエイティブディレクターのエディ・スリマン氏おススメの映画が紹介されていました。映画も興味深かったのですが、それ以上に興味をひかれたのが「NOW SHOWING ON 『MUBI』」という添えられていた言葉でした。

映画マニア向けVOD「MUBI」をご存じという方は、それほど多くはないはずです。サービスへの加入で見放題になるのはたった30本、他のサービスと比べて余りにも貧弱ですが熱い支持を受けています。なぜならMUBI以外では観ることができない、厳選されたラインナップだから。著名映画監督も含まれるという映画マニアにとって、MUBIは欠くことができない存在となっているのです。

 

全ての人を満足させることは決してできない

ラインナップが貧弱にもかかわらず成功しているということは、一部のD2C企業にも当てはまります。たとえばシューズの「オールバーズ」、カラーこそ豊富ですがモデル数はたったの7型。メンズとレディースあわせてこれだけしかないにもかかわらず、大成功を納めているのというのは、MUBIと通じるところでしょう。

どれだけ物量を増やしても、全ての人を満足させることはできません。観たい映画や欲しいシューズは千差万別、コンテンツ量やモデル数への不満はどれだけラインナップを拡充しても解消されることはないのです。それならば限られたターゲットに向けて、厳選した物量で勝負したほうが効率が良いということではないでしょうか。

 

まとめ


オールバーズの活動の多くは自社製品の履き心地の良さと、環境配慮性の高さをアナウンスすることに割かれています。MUBIが今回おこなったセリーヌとのコラボは、自社がいかに厳選された映画をラインナップしているかの良いアナウンスになりました。

物量を増やす努力をするくらいなら、ブランディングに力を注いだ方が良いということです。少ししかラインナップしていないけれど、あそこが薦めるならば間違いがないという信頼感を造り上げることが大切ということではないでしょうか?

 

参照元:セリーヌ公式インスタグラム(https://www.instagram.com/p/B_clWoEHBDM/)、MUBI公式HP(https://mubi.com/

tel0534721651受付時間:9:00から18:00(土日祝休)

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