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Marketing columnマーケティングコラム

21.10.26

マーケティング全般

老舗貸衣装店の「変身体験」に学ぶ!ニッチ需要とSNSの相性

コロナ禍に頭を痛めている業界は数ありますが、ブライダル業界もその一つ。
ターゲット層の人口減少、未婚化、ジミ婚の普及など、逆風が吹きすさんでいるところに、コロナが追い打ちをかけたのですから、ご苦労は察するにあまりあります。こんなブライダル業界で注目されているのは、福井市の老舗貸衣装店のサービスです。

思わぬ男性の利用をビジネスチャンスに!

60年を上回る歴史を持つ貸衣装店「マリーマリエ」が「お姫様体験」をスタートさせたのは8年前。婚礼需要が低下する中、女性をターゲットに気軽に貸衣装とメイクを楽しんでもらおうと企画したものでした。

そんな中、サービスを利用したのはとある男性。
以来評判が広がり、男性の利用者が増加。「お姫様体験&『変身体験』」とサービスの打ち出しを変えたところ、今では利用者の90%が男性となりました。

すでに42都道府県の男性が利用し、多くがリピーターとなっているほか、海外からの利用も珍しくないといいます。

3つの公式SNS、それぞれの役割とは?

マリーマリエの「変身体験」マーケティングの主力はSNS、とりわけブログが大きな役割を担っています。社長・井関ひとみさんがご担当で、お客さんの変身写真とあわせて、変身までの過程やQ&Aなどが掲載されています。

そして同じくらいのボリュームが割かれているのが、ひとみ氏の日常の記述。人柄が感じられるものになっていますから、変身願望があるけれど踏み出せないでいる方の、不安を和らげる役割を果たしているのです。

そんなブログを補助しているのが公式Twitter。ブログがアップされるたびにリンクが張られるほか、キャンペーン告知に活用されています。

公式Instagramにアップされているのは、変身後の麗しい数々の写真たち。「#女装」「#女装変身フォトスタジオ」「#女装男子」など、日本語のハッシュタグが添えられていますが、「#crossdresser」という、英語のものも加えることを忘れません。

まとめ

「変身体験」のSNSを見て感じるのは、SNSマーケティングとニッチ需要の相性の良さです。ブログとTwitterのフォロワーは数100人、Instagramでも2,700人ほど。とんでもない数を集めているという訳ではありません。

しかし、それで商売が成り立っているのがすごいところ。宣伝広告費がわずかだとか、フォロワーさんと関係を築きやすいといった、SNSマーケティングのメリットがフル活用されています。

旅館とタイアップして旅行も一緒に楽しめるプランを用意したり、東京や大阪で体験イベントを開催したりと「変身体験」の勢いはしばらく止まりそうにないのです。

「女装変身フォトスタジオ」公式HP(https://marrymariee.jp)、「変身体験」公式ブログ(https://ameblo.jp/henshin-p/entry-12699025670.html)、公式Twitter(https://twitter.com/henshinphoto)、公式Instagram(https://www.instagram.com/p/CMiu7NAHQCH/

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