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Marketing columnマーケティングコラム

21.12.21

マーケティング全般

「県民共済住宅」に学ぶ!あえて情報発信しないという選択

暮らしていると気が付きにくいものですが、地域それぞれには特異性があるものです。
たとえば埼玉県なら「県民共済住宅」。県外の方なら「生協が住宅?!」と驚くことでしょう。しかし県民共済住宅は、埼玉県では大メジャーの住宅メーカー。手がけてきた注文住宅の件数は昭和60年の創業以来3万件!平均すると、1年当たり1,000件近く建てている計算になります。
 

広告やモデルハウス、営業マンも「ムダ」!

県民共済住宅のセールスポイントは、圧倒的なコストパフォーマンスの高さ。HPによると坪単価は31.8万円、これで注文住宅が建つというのです。そのためにおこなっているのは、徹底した経費の削減だとか。モデルハウスや営業マンにかけるコストすら「ムダ」と言い切っています。

それだけに県民共済住宅は、広告にもコストをかけていません。オウンドメディアとして、シンプルなHPがあるだけです。

「住宅メーカー選びは、たくさんの情報を集めておこないたい」と考えるのは、埼玉の方も同じはず。にもかかわらず、シンプルなHPだけで数多く受注できている理由は何でしょうか?
 

情報への飢えがUGCの発生をうながす理由

それは多くのOB客さんが、メディアになっているからです。
いわゆる「UGC」の作成が盛んなのが、県民共済住宅で家を建てた方々の大きな特徴。ためしにInstagramを「#県民共済住宅」で検索してみてください。5,000件近くがヒットするうえに、県民共済住宅がらみの候補がゴロゴロと出てくるでしょう。

なぜ県民共済住宅に関するUGCが数多く作られるかというと「教えたくなるのが人だから」。県民共済住宅についての情報があまりにも少ないから、かわりに自分が発信しようという心理が働くのでしょう。そして、発信してみると反響がある!埼玉の方の多くが、県民共済住宅に興味を持っているのですから、当然といえば当然。
そして次々とUGCが作られていくのです。
 

まとめ

以上、埼玉県ではメジャーな存在、県民共済住宅についてでした。
かなり特異な例と感じるかもしれませんが、これに近い手法で業績を伸ばしているのが「一条工務店」。近年は自社によるSNSでの発信も盛んにおこなっていますが、共通点は大々的な広告は打たないところと、UGCの作成が盛んなところ。そしてInstagramにおける「#一条工務店」付きの投稿は、実に38万件近くに上ります。

あれもこれもと手を出すのではなく、SNSなどローコストのメディアに絞るというのも一つの方法かもしれません。

参照元:「県民共済住宅」公式HP(https://saitama-kyosai.or.jp/jutaku/

tel0534721651受付時間:9:00から18:00(土日祝休)

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