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Marketing columnマーケティングコラム

20.08.11

Instagram

森美術館のSNSマーケティングに学ぶ!「撮影OK」の威力

前回は奈良国立博物館のツイッターの活用についてお話ししましたが、同じジャンルで現在最も注目を集めているのは「森美術館」です。

難解とされがちな現代美術を扱っているのですが、SNSによるプロモーションを開始してからは大盛況!2018年には名だたる他館を追い抜いて、美術展覧会の来場者数1位・2位を占めるまでになりました。広報を担当している洞田貫晋一朗氏による著作も話題になっていますね。

 

展覧会の撮影をOKにして拡散をうながす

森美術館の人気はSNSのフォロワー数にも表れています。その数は他の美術館・博物館と比べても抜きん出ており、公式インスタグラム( @moriartmuseum)は17万7,000人、ツイッター( @mori_art_museum)は18万6,000人です。

人気の要因を洞田氏は著作の中でいくつか挙げているのですが、中でも大きいのが展覧会の撮影をOKにしたところでしょう。それだけでなく撮影方法やハッシュタグの付け方を記した看板を会場に設置、来館者による発信・拡散をうながしているのです。

現在「#森美術館」付インスタグラムの投稿は12万5,000件。来館者による発信・拡散が多くの方々の興味をひき、フォロワー数増や来館者増に結びついているのです。

 

撮影OK・拡散の流れで来場者数1,000万人を突破

展覧会の撮影OKにすることで、森美術館と同様に成功しているのが「アートアクアリウム」です。凝った照明に照らされた大小様々な水槽に5,000匹もの金魚が泳がせるという展示は非常にフォトジェニック!「#アートアクアリウム」付きインスタグラムの投稿は実に28万1,000件にも上ります。

来場者が撮影した幻想的な写真の数々にひかれて、多くの方が来場したのでしょう。アートアクアリウムは昨年、累計来場者数1,000万人を突破。8月末には東京に常設館もオープンします。これらに刺激を受けたのか、他の美術館・博物館でも撮影OKの展覧会が増加中です。

 

まとめ

「写真撮影の際はスタッフへお声掛け下さい」

こんなPOPを見かけたのは、先日訪れたラーメン店のテーブルでした。なぜ撮影をためらわせるようなことをするのだろう。先述の洞田貫氏の著作を読んだ直後だっただけに、いぶかしく思いました。撮影だけでなくSNSへの投稿をうながせば、もっとお客さんも増えるだろうに。

他のお客さんの迷惑になるのでは?SNSで良くない評判を立てられるのでは?心配になるのはわかります。

しかしお客さんに撮影・拡散してもらうことで見込まれるプラスは大きいのです。飲食店などショップだけではありません。工務店のモデルハウスなど、他の業種でも撮影OK・拡散による恩恵は見込めると思うのですがいかがでしょうか。

参照元:森美術館公式HP(https://www.mori.art.museum/jp/)、アートアクアリウム公式HP(https://artaquarium.jp/

tel0534721651受付時間:9:00から18:00(土日祝休)

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