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Marketing columnマーケティングコラム

20.10.20

Twitter

岩下食品社長・岩下和了さんのツイッターに学ぶ、肩書きが持つインパクト

あれは社員教育の下でおこなわれていたのでしょうか?

お客さん全てに「社長」と呼びかける焼き鳥店がありました。「社長!ご注文は?」「社長、おまたせ!」学生でも誰でも、その店ではみんな社長です。最初こそ面食らいますが、社長と呼ばれて気分が悪いはずもなく、それをきっかけにスタッフさんとの会話にも花が咲く。昭和のニオイがまだ色濃い平成の始めころの話です。

時代は令和に変わり、その店では「社長呼び」をやめてしまいましたが「社長=偉い人」というイメージは変わりません。社長の肩書を持った方が何かをすると、大きなインパクトがあるのです。

 

社長さんの個人アカウントしかない岩下食品

酢漬けで日本一のシェアを持つ「岩下食品」という会社があります。看板商品「岩下の新生姜」をご存じの方も多いと思うのですが、この会社のツイッターでの戦略がユニークです。しかしながら、岩下食品は公式SNSを開設すらしていません。

あるのは社長である岩下和了さんのアカウントだけです。2010年にツイッターを始めておこなったことは、自社製品のツイートを探しお礼を述べて、フォローすることでした。

いきなり社長さんからお礼が来る!しかもフォローされている!!これには驚いた方も多かったようで大きな反響を呼びました。結果、社長さんのフォロワーは8.4万人(フォロー中が8.9万人というのもすごい……)まで伸び、自社製品へのツイートも1,000件/日まで増えました。

 

商品開発にも役立つ社長さんのアカウント

社長さんのツイッターは商品開発にも寄与しています。今夏に新発売された「岩下漬けの素<粉末タイプ>」は、昨年のツイート「岩下漬けの素の粉!需要ありますか?」という問いかけから始まりました。

社長さん自らが市場調査に乗り出しているのが面白いではないですか。自分の声が社長さんに届くと思えば、ファンのリプライにも熱が入るというものです。しかもリツイートなど反響が手に取るようにわかりますから、商品化後の売れ行きも読めますし、勝手に拡散までしてくれるのです。

 

まとめ

ツイッターのメリットを岩下食品が享受できているのは、公式アカウントではなく社長さんの個人アカウントだったことが大きいのです。

社長さんだからこそ、お礼を述べる、フォローする、リツイートする、新商品のアイデアを問うといったツイッターでのアクションのインパクトが違うのです。単なる公式ツイッターなら、ここまで大きな反響が得られていたかは疑問です。

ならば世の中の数多の社長さんも、もっと肩書を活かしてみてはどうでしょうか。「トップセールス」なんて言葉があるのも、肩書あってのことでしょう。岩下食品の社長さんにならって、個人名でツイッターでも始めてみてはいかがでしょうか。

 

参照元:岩下食品社長「岩下和了」さん公式ツイッターアカウント(https://twitter.com/shinshoga)、「岩下食品」公式HP(https://www.iwashita.co.jp/

tel0534721651受付時間:9:00から18:00(土日祝休)

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