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21.12.14
TikTok
住宅会社「パルコホーム」公式TikTokに学ぶ!動画マーケティングの始め方
岩手県内9カ所に加え、青森・八戸市にも営業拠点を展開するのは、住宅会社の「パルコホーム」。
東北楽天イーグルスの公式スポンサーを務めるなど、地元では知らない人はいないほどの存在です。パルコホームはローコスト・高品質な住宅を武器に成長を続けており、マーケティングでも見るべき点は多いのですが、中でも公式TikTokは際立っているといえるでしょう。
観る・作る、両者の負担が軽い1分以内の動画
パルコホーム公式TikTokの凄さは、フォロワー数に表れています。
現時点で10万7,900人!営業エリアは岩手、宮城、青森の3県だけといいますから、この多さには驚かされるばかりです。
投稿される動画の多くは「ROOMTOOR」。新築のお家やモデルルームを、駆け足で紹介するものとなっており、ほとんどが1分以内にまとめられているところが特徴です。
それだけに観る方の負担が軽いのですが、同時に感じるのは、Youtubeなどにある尺をたっぷり取った同様の動画より、作る方の負担も少ないのではないか?ということです。
TikTok動画を作成する勘どころとは?
まず「手ブレを気にしなくてよい」こと。動画は早送りで再生されますから、少々の手ブレも気になりません。次に「コメントを考える必要がない」こと。バックには既成の軽快な曲を流せばよいのです。そして「細かな粗が気にならない」こと。静止画なら気になるはずの家具がおかれていない部屋も、動画ならすぐに他の部屋へ移りますから、それほど気にならないのです。
とはいえ、パルコホームの動画が楽に作られているか?というと、決してそうではありません。
たとえば撮影のほとんどが、天気の良い日におこなわれている。早送りで細部が見せられない分「明るい」など、全体の印象を良くしようという努力が感じられます。またモデルハウスのルームツアーでは、家具などのコーディネートはバッチリ。東北楽天イーグルスの銀次選手のパネルや巨大テディベアを配置するなど、観る人をクスっとさせることも忘れないのです。
つまりTikTok動画の勘どころを、しっかりと押さえているのが、パルコホームのTikTokということができそうです。
まとめ
動画マーケティングと聞くとハードルが高そうに感じますが、パルコホームの公式TikTokは自分たちもやってみようという気にさせてくれます。なぜならどこで力を入れたり抜いたりすればいいかがわかりやすいから。TikTokならではの動画の作り方が、理解しやすいからです。
恐らく用いている機材はスマホだけ。ぜひ参考にして、TikTokでのマーケティングに挑戦してみてください。
参照元:パルコホーム公式TikTok(https://www.tiktok.com/@palcohome_865)