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18.05.17
マーケティング全般
60代のスマホ所有率がガラケーを超える
フィーチャーフォンの生産規模が縮小している影響もあり、2018年1月にNTTドコモ モバイル社会研究所調査が行ったシニア調査では60代のスマートフォン所有率が56%と過半数を超え、はじめてフィーチャーフォンを逆転する格好となりました。そこで本日はシニア層のスマートフォン利用状況についてお話します。
地域差こそあるものの最近は全国的にスマートフォン浸透が進んでいる様子。50代以下の世代ではスマートフォンが圧倒的なシェアを誇っていますが、今年からは60代においてもスマートフォンが主流になってきたと言えそうです。
今回の発表は2015年、2017年に続き3回目のシニア調査によるもの。特徴としては2015年から2017年にかけてのフィーチャーフォン衰退、そして2017年から2018年にかけてのスマートフォン普及が大きなポイントになりそうです。
一方、70代においてはまだフィーチャーフォンが主流となっていますが、2017年から2018年にかけてはスマートフォンが大きくシェアを伸ばしていることから、数年後には70代のメイン端末もスマートフォンになっていくことが予想されます。
・まとめ
ビジネス現場ではPCを使う機会が多いためついついPCを軸に話を進めてしまいがちですが、老若男女の情報収集ルートがスマートフォン主軸となった今、企業としてはさらに情報発信のスマートフォン対応が求められそうです。
SNS利用については個人差がある可能性もありますが、今後は「シニア層の情報収集もスマートフォン」という認識でWebサイト・インターネット広告などのモバイル対応を考えていきましょう。
参照元:モバイル社会研究所(http://www.moba-ken.jp/project/ict15.html)