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21.07.15
マーケティング全般
購入者は5.8%、ライブコマースの認知・効果は?
コロナ禍によって外出自粛が一般化した昨今、あらゆる業種で活用されているのがライブ配信です。そこで本日はMMD研究所の「ライブコマースに関する利用実態調査」を元にライブ配信の需要についてお伝えしていきます。
ライブコマース視聴後の購入者は5.8%
ライブコマースの利用経験に関する調査では実際に購入した人は5.8%、「視聴した」と回答した人が全体の12.7%、という結果になりました。またファネル分析については「認知」が43.2%、内容理解が28.4%となっていることから今後もライブコマースの利用者は増加していくものと考えられます。
ライブコマース視聴後の商品購入方法とは
ライブコマースで視聴した商品の購入方法にいてはアクセスしやすいECサイト48.6%が最も高く、ついで他サイト比較後に安いECサイトで購入が47.6%、実店舗で購入が41%という結果になりました。
10代〜30代の約3割がライブコマースの利用意向あり
ライブコマースの利用意向に関する調査では10代〜30代で利用意向が強い結果となりました。とはいえ全体的に「どちらともいえない」が最も多くなっているためライブコマースの今後は利用者層の変化も考えられます。
ライブコマースの視聴1位はYouTubeライブ
ライブコマースの視聴・購入経験についてはYouTubeライブが1位、ついでInstagramライブ、LINE LIVEという結果になりました。ライブ配信は複数の媒体から同時配信も可能であるため客層に合わせて媒体を追加してみるというのも良いでしょう。
マーケティングにおけるライブ配信の長所とは?
SNSでのテキストや画像、動画によるアプローチも良いですが、ライブ配信の場合は伝えられる情報量が他よりも圧倒的に多いという特徴があります。
また配信者の人柄などパーソナルな情報も伝えることができるため、ユーザーに何かしらのアクションを促す場合は臨場感のあるライブ配信を利用したいところです。
今回はライブコマースに関する調査でしたが、オンライン住宅見学会などのライブ配信コンテンツにも同様の消費行動が考えられるため参考にされてみてはいかがでしょうか。
参照元:MMD研究所(https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1960.html)