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24.05.02
LINE
初心者向け!LINE広告の出し方完全ガイド
集客にはLINE広告がおすすめ、と聞いたことがある人も多いと思います。
一方で、自分でできるの?方法は?という疑問もあるのではないでしょうか。
この記事では、初心者でもLINE広告を出せるように、基本的な設定を解説しています。
「LINE広告を出したい」
「LINE広告の出し方を知りたい」
という方は、この記事を参考にしてください。
全国600社以上の工務店・ハウスメーカー・住宅会社様の「Webでの集客アップ」のお手伝いをしている株式会社新大陸が執筆しています。
▼著者紹介
1.はじめに LINE広告とは?
LINE広告は、LINEのプラットフォーム上に出稿できる、運用型の広告です。
運用型の広告では、広告出稿後に配信効果を計測しながら、配信対象や入札価格、クリエイティブ(画像や動画が効果的かどうか)を調整して、広告効果を改善できるように運用を行えます。
広告が掲載される場所は、LINE内のトーク一覧画面の最上部や、企業・店舗の様々な投稿を見られる「LINE VOOM」、「LINE NEWS」やLINEの各種ファミリーサービスなど。
LINEは日本で一番ユーザー数の多いSNSプラットフォームで、多くのユーザーへの広告の露出が見込めます。
2.LINE広告のメリットと効果的な活用法
ユーザーの年齢や性別、地域やユーザーの興味関心や行動データからターゲティングが可能で、費用対効果に優れた広告配信を行うことができます。
LINE広告は、なぜ人気なのでしょうか。
LINE広告のメリットと、効果的な活用方法についてご説明します。
LINE広告のメリット
LINE広告のメリットは、約9500万人のユーザー(2023年6月時点)にアプローチできるところです。
LINEは日本一ユーザー数の多いSNSプラットフォームのため、性別、年代、職種を問わず、様々な人に広告を配信することができます。
他にも
・精度の高いターゲティングが可能
・低額予算で始められる
・目的に合わせて広告配信面を選べる
というメリットがあります。
LINEには最低出稿金額も設定されていないため、1日1000円からなど、低予算から始めることが可能です。
LINE広告の効果的な活用法
LINE広告には、画像や動画などのクリエイティブを設定することができます。
LINE広告を効果的に運用するには、クリエイティブの視認性を上げるようにしましょう。
・文字を少なくする
・一つの広告で伝えるメッセージは一つだけ
ということを意識するといいでしょう。
また、LINE広告の良さは、どの広告がより効果的だったか、効果測定ができることです。
例えば、
・価格訴求の広告
・悩み訴求の広告
・限定訴求の広告
3種類を同時に出稿して、一番クリック数が多かった広告を採用するなどのテストを行うことができます。
そして、これはどの広告にもいえることですが、ターゲットを明確にしましょう。
LINE広告は細かいターゲティングが可能です。
・家族構成
・年齢
・住んでいる地域
・興味関心
など、ターゲットを明確にして、見込み客となる人に広告が効率よく届くようにしましょう。
3.アカウント開設 無料で始めるLINE広告
次は、LINE広告を始めるための方法をお伝えします。
広告アカウントを開設するまでは無料でできますので、まずはやってみましょう。
3-1. LINEビジネスIDの取得
LINE広告を出稿するためには、LINEビジネスIDを取得する必要があります。
LINEビジネスIDとは、LINEが提供する法人向けサービスの管理画面にログインするための共通認証システムのことです。
LINE公式アカウントを既に運用している場合は、LINEビジネスIDは既に取得しています。
①ログイン画面にアクセスしましょう
https://account.line.biz/login?redirectUri=https%3A%2F%2Fmanager.line.biz%2F
このような画面が表示されるので、「アカウントを作成」をクリックします。
②次に、メールアドレスで登録をクリック
登録用メールアドレスを入力します。
③登録用メールを確認します
入力したメールアドレスに、登録用メールが届きます。メール本文に記載されている登録用リンクを開きましょう。
④名前とパスワードを入力します
「登録」を選択すると、「登録が完了しました」と表示されます。
⑤サービスに移動し、利用規約とプライバシーポリシーの確認をします
「登録が完了しました」と表示されたら、「サービスに移動」を選択します。
その後利用規約とプライバシーポリシーが表示されるため、内容を確認後「同意して次へ」を選択してください。
以上でLINEビジネスIDの作成は完了です。
3-2. 広告アカウントの設定
LINEビジネスIDを取得したら、LINE広告を利用するために「広告アカウント」を設定しましょう。
広告アカウントとは、LINE広告の配信を管理するアカウントのことで、宣伝したい商品やサービスごとに広告アカウントを作成します。
①LINE広告の管理画面にログインします
先ほど作成した、LINEビジネスIDのメールアドレスとパスワードでログインしましょう。
「新しい広告アカウントを作成」ボタンを押すとこのような画面になるので、必要な情報を入力していきます。
LINE公式アカウントを開設していない場合は、ここで新しく作りましょう。
入力が完了したら「作成する」ボタンを押します。
3-3. 支払い方法の登録
広告アカウントを作成したら、支払い方法を登録します。
支払いには、クレジットカードが必要です。
①クレジットカードを登録したいグループもしくは広告アカウントを開き、広告マネージャー画面左上の[≡]をクリックし、「設定」の「請求と支払い」をクリック
②請求先一覧で、クレジットカードを登録したい請求先名をクリック
③「支払い方法を登録」をクリックし、カード番号や有効期限などの必要情報を入力
この手順で登録できます。
3-4. LINE Tagの導入
広告を作る前に、LINE Tagというものを導入する必要があります。
LINE Tagとは、LINE広告の配信効果を計測するためのタグです。これをWebページに設置することで、どのぐらいのユーザーが自社のサイトを訪問したのか、あるいは商品・サービスの購入に結びついたのかなどを計測することができます。
LINE Tagには3種類あります。
1.ベースコード:ユーザーの行動を計測する全ページに設置するコード
2.コンバージョンコード:コンバージョンを計測するページに設置するコード
3.カスタムイベントコード:イベントの効果測定やオーディエンスの作成など、ユーザーを自由にラベリングできるコード
これらを、WEBページに設置していきます。
4.広告の計画と作成
広告アカウントの設定が完了したら、実際に配信する広告の計画と作成をしていきます。
どのようにしていくのか、順番に確認していきましょう。
4-1. キャンペーンの立ち上げ
はじめにキャンペーンを作成します。
広告キャンペーンの設定では、
・広告の目的は何か(Webサイトへのアクセスを増やしたいのか、LINE公式アカウントの友だち数を増やしたいのか、アプリのインストール数を増やしたいのかといったことです)
・広告の配信期間はいつからいつか
・広告の予算はいくらか
といったことを入力します。
広告マネージャーの広告アカウントページを開くと、キャンペーンタブに「+キャンペーン作成」ボタンがあるのでクリックして、必要事項を入力していきましょう。
4-2. 広告グループの構築
キャンペーンを作成できたら、次に広告グループを作成します。
広告グループの構築では
・ターゲットが誰か
・広告をどこに配信するのか
・入札方法
などを設定します。
キャンペーン作成時に「保存して広告グループ作成へ」をクリックすると、そのまま広告グループ作成画面へ移動します。
もしくは、広告マネージャーの「広告グループ」タブから「+広告グループを作成」をクリックでも広告グループを作成することができます。
4-3. 広告画像の制作
LINE広告に出稿できる広告画像(クリエイティブ)は
・画像
・画像(小)
・画像(アニメーション)
・動画
・カルーセル(いくつかの画像をスワイプして表示させるタイプ)
などがあります。
広告の目的や課金方法によって、選択できるものが変わります。どのクリエイティブを配信することができるのか、サイズなども確認してから画像を作成しましょう。
4-4. 広告の作成
広告の作成では
・広告のフォーマット(画像なのか、カルーセル広告か、動画か、など)
・広告画像
・ランディングページ(広告をクリックしたら遷移するページ)
を設定していきます。
ここまで完了して「広告を保存」ボタンを押すと、広告審査が始まります。
審査に合格すると、広告が配信されます。
広告審査については、次の項目で詳しくご説明します。
5.広告審査 スムーズな承認を受けるために
広告審査に通らないと、広告が配信されません。審査の結果が分かるまでに、最大10日間程かかることもあります。配信したいタイミングで広告を配信するためにも、スムーズな承認を受けるために必要なことを確認しましょう。
5-1. 広告のガイドライン
LINE広告を出すためには、審査に通る必要があります。
LINEヤフー株式会社は、審査基準を乗せたガイドラインを出しているので、それをよく読み、ガイドラインから外れることがないか確認しましょう。
例えば、
・反社会的なコンテンツ
・スパム行為
・登録している業種の運営や維持と関係のない内容
・クリック先のリンクが、広告主や広告画像とは関係のないページになっている
・公序良俗に反するもの
などの広告の配信は禁止されています。
また、出稿できない業種・サービスもあるので、自社のサービスがそれにあてはまらないか確認する必要もあります。
また、これはLINE広告に限りませんが、広告掲載にあたって規制・基準があるものも注意しましょう。
「不当景品類及び不当表示法」は、全てのサービス・業種に関わってきます。
特定の業種によっては、さらに細かいルールが決まっているものもあります。
医薬品や化粧品の広告は
・医薬品等適正広告基準
・医薬品等の広告規制について
に基づき厳しく制限されています。
他にも、不動産広告は
・宅地建物取引業法
・不動産の表示に関する公正競争規約
を確認しましょう。
ここにあげたことはほんの一部なので、ガイドラインの、自社サービスに関係がある箇所をきちんと読むことが必要になります。
5-2. ランディングページの最適化
LINE広告では、ランディングページ(広告をクリックしたときに遷移する先のページ)も審査されます。
広告で表示しているテキスト・画像・動画などのクリエイティブと、ランディングページは関連性が明確であることが必要です。
また、ランディングページでは、広告の広告主情報を正確に表示している必要があります。
ユーザーが広告主に対して、広告の内容について問い合わせや確認ができるよう、広告主の名称、住所及び電話番号、メールアドレスなどを明記しましょう。
これらのことが守られていない場合、審査が通らなくなってしまいます。
6.広告効果の分析と最適化
広告を配信してそれだけで終わっては、LINE広告の効果が発揮されません。
一定期間広告を配信したら、広告効果の分析と最適化を行いましょう。
LINE広告では、どれだけの人に広告が表示されたか、どれだけの人が広告をクリックしたか、広告が表示された人や、広告をクリックした人の属性などをデータで見ることができます。
効果的な広告を配信するために、ABテストを行うこともおすすめです。
例えば、広告画像を2種類用意して、同じ条件で広告を出します。片方の画像の方が反応が良かったら、今後はその画像に予算を多くかけるようにすれば、効果的に広告を運用できます。
また、女性をターゲットにしているのに、クリックする人の割合は男性が多い、ということが分かったら、広告の内容を変える必要があります。
また、LINE広告の任意設定で、キャンペーン予算の最適化を利用すれば、AIが自動で調整してくれ、最適な予算配分で広告を運用することが可能になります。
7.LINE広告の運用を代理店に任せるメリット
ここまで、LINE広告を運用するための基本的な情報をお伝えしてきました。
LINE広告は、出稿方法を確認してガイドラインを遵守すれば誰でも出稿することができます。
そして、LINE広告の運用を代理店に任せるという方法もあります。
LINE広告の運用を代理店に任せるメリットは、以下の3つです
◾️クリエイティブのテストによって効果的な広告を作成してもらえる
◾️LINE広告の早いアップデートへ対応できる
◾️集客のための導線をデザインしてもらえる
◾️ クリエイティブのテストに寄って効果的な広告を作成してもらえる
効果的な広告を配信するためには、ABテストや効果測定を繰り返し行っていく必要があります。
試行回数が多ければ多いほど、効果的な広告になっていくと言っても過言ではありません。
しかし、自社で何個もクリエイティブを作成して、テストして、分析を行って、改善して新しいクリエイティブでテストして、というのを繰り返すのにはかなりの時間的・人的コストがかかります。
代理店に依頼をすれば、クリエイティブの作成からテスト、分析、改善まで任せることができ、効果的な広告配信を行って成果を出すことができます。
◾️ LINE広告の早いアップデートに対応できる
LINE広告はアップデートが早く、新機能が追加されたり、今までの出稿方法と入力箇所や項目が変わったり、日々変化していきます。
自社でその情報を常にキャッチして対応していくのは大変です。
その点、LINE広告の得意な代理店なら、随時LINEのアップデートに関する情報を確認し、常に最新で効果的な広告の運用が可能になります。
◾️集客のための導線をデザインしてもらえる
集客を行う方法は、LINE広告だけではありません。FacebookやInstagram、YouTubeなど、SNS広告だけでも様々ありますし、GoogleやYahoo!に掲載する方法もあります。
さらに成果を上げるためには、広告からランディングページに遷移した後、商品やサービスを購入するまでの導線づくりも必要です。
代理店によっては、広告運用からWEB上の導線づくりまで包括的に扱える企業もあります。
代理店に依頼をすると、手数料がかかってしまいます。安い金額ではないかもしれません。しかし、社内の人的・時間的コストを削減して広告の効果が上がれば、メリットが大きくなります。
住宅業界・工務店様に特化したマーケティング企業
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・LINEの運用開始から半年で60件のモデルルーム来場予約を獲得
・自社運用で成果ゼロだったLINEから、月3件の問い合わせが来るように
といった成果を上げています。
住宅業界・工務店様で、LINE広告の出し方、集客にお悩みの方は、ぜひ新大陸にお問い合わせください。
8.まとめ
この記事では、LINE広告の出し方について、基本的なものをご紹介しました。
LINEは、日本一ユーザー数の多いSNSプラットフォームです。効果的に広告を配信できれば、大きな成果に繋がります。少額から始められるのも大きなメリットです。
LINE広告を出してみたいと思っている方は、ぜひチャレンジしてみてください。
新大陸では、Web集客に悩む工務店様向けに、お客様の社外Webマーケティング部としてトリプルメディア(SNS、ホームページ、Web広告)運用を総合的に支援しています。
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最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。
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