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Marketing columnマーケティングコラム

22.10.25

TikTok

「建築職人・まっさ」に学ぶ!人気の出るTikTok動画の作り方

「工務店や住宅メーカーのTikTok=ルームツアー」というイメージがありますが、決してそれだけではありません。「ノウハウ系」なるカテゴリーも見られるようになりました。技術やテクニックを伝えるノウハウ系、TikTokで人気となっているアカウントの特徴を見ていきましょう。

TikTokならではのリズムと音声

2万6,000人以上ものフォロワーを獲得し、24万近くの「いいね」を集めているのは「建築職人・まっさ」さん公式TikTokです。新築・リフォームで5,800件以上もの施工実績を持つというまっささんは80本近くの動画をアップしており、プロならではのノウハウを披露しています。

まっささんの公式TikTokの一番の特徴はリズムがよいことでしょう。
素早い場面の切り替えや早回しを多用しており、1本あたりの長さは20秒前後。あっという間に終わります。何かの合間にというのがTikTokの主な視聴法であることを、十分に意識しているからこそのリズムです。

次に機械音声と字幕の併用です。
動画にかぶる音声はPCによる機械音声で、同内容の字幕も表示されています。機械音声の使用は聞き取りやすさ、字幕の表示は音を消しての視聴が多いことを知っているからでしょう。
 

タップしたくなるサムネイルと簡潔さ

また動画サムネイルも巧みです。
どんな動画であるか一目でわかることや変化があることが、人気動画のサムネイルに共通する特徴ですが、まっささんの公式TikTokもそれらに忠実です。アカウントで動画一覧を目にした時に、思わずタップしたくなる仕組みがサムネイルに込められています。

そしてすべてを伝えようとしていません。
まっささんが披露するプロの技術は本来、簡単に身についたり伝えられたりするものではありません。そこを割り切って説明しすぎるのを避け、TikTokならではのリズムを優先しています。視聴者が動画に何を求めているのかを知っているからこそでしょう。大切なのは動画を視聴してわかった「気になる」ことであり、本当に理解することではないのです。
 

まとめ

まっささんの公式TikTokは勉強になります。人気動画はどう作るかが、何となく見えてくるのです。あわせて見逃してはいけないのが、コメントには丁寧に返答しているところ。発信者と視聴者との距離の近さがTikTokに限らずSNSの特徴です。

このTikTokアカウントでは、まっささんがどこの会社に属しているかなど一切明かされていませんから、厳密にはマーケティング目的とは言えません。とはいえ人気動画の作り方が詰まったアカウント、大いに勉強になることでしょう。

参照元:「建築職人・まっさ」公式TikTok(https://www.tiktok.com/@hotsmilehouse

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