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20.02.11
食品
「映え」でSNSへの投稿を促す!「スナックミー」に学ぶ
音楽、洋服、ワイン、肉……定額制のサブスクリプションサービスがウケています。お得感やワクワク感などサービスがウケている理由には色々ありますが、誰かに見せたくなる「SNS映え」を理由で支持を伸ばしているのが「スナックミー」、自然素材だけで作られたお菓子のサブスクです。
お菓子のサブスク「スナックミー」の事例
ひと月もしくは半月に1度、ユーザーの好みに応じたお菓子を届けているのが「スナックミー」。1回に届くのは8コで1,980円という決してお安くない価格ながら、じりじりと支持を伸ばし新聞やテレビに取り上げられるまでになりました。
スナックミーの面白さは、主にユーザーがSNSにアップすることで人気が高まっていったことです。しかしスナックミーが何もしていないか?というと大いに違います。SNSにアップしたくなるような仕掛けをしています。
まずは商品自体やパッケージ、同封される冊子や塗り絵がカワイイ!贈り物感や特別感が高まる演出が施されていますから誰かに見せたくなり、SNSにアップしてしまうのです。
また公式ツイッターでは「#スナックミー」付きの発信も促しています。とはいえプレゼントなど特典を用意するわけではなく、公式ツイッターのプロフィール欄に「発信すると『いいね&RT』します」と書いているだけです。
しかし、こんなささやかさが企業カラーとマッチしたのでしょうか。お菓子が届いた喜びについてや、ティータイムの様子が日に数件はツイートされていますし、インスタグラムでは9,000件近くの投稿がされており、先述の塗り絵もアップされているのです。
お花のサブスク「ブルーミーライフ」の事例
SNS映えといえば「ブルーミーライフ」も忘れてはいけません。
こちらは日本で最初の花のサブスク、送られてくる商品自体が誰かに見せたくなるものだけにSNSでの投稿の多いこと!サービス開始から3年と少ししかたっていないにもかかわらず、インスタグラムではフォロワー数が8万人を「#ブルーミーライフ」付きの投稿数が4,000件を上回りました。
ブルーミーライフ公式ツイッターには、ユーザーによるハッシュタグ付き投稿のリツイートと併せて、ユーザーに届いた「今週のお花」の展示例を掲載しています。これはフォローしたくなる仕組み、親しみもわくことでしょう。おかげでユーザー数は1万5,000人を突破したといいます。
まとめ
以上はサブスクを提供していなくても参考になる事例です。
萎えだ、疲れだといわれていますが「映え」のニーズはまだまだ高い。誰かに見せたくなるようなアイテムを投入しましょう。商品はもちろんパッケージなどの要素でも映えを狙いましょう。
そしてSNSへの投稿を促したり、自社のSNSをフォローしてもらう工夫も必要です。とはいえ大手企業のようなキャンペーンを張る必要はありません。ささやかなものでも十分、まずは公式ツイッターのプロフィール欄でうながすことから始めましょう。
参照元:スナックミー公式サイト(https://snaq.me)
ブルーミーライフ公式サイト(https://bloomeelife.com)