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18.05.31
マーケティング全般
企業が警視庁のTwitterに学ぶこと
みなさんが警視庁のTwitterアカウントをご存知でしょうか?警視庁が現在運用しているTwitterは4アカウント(警視庁警備部災害対策課、警視庁サイバーセキュリティ本部、警視庁犯罪抑止対策本部、警視庁広報課)。
警視庁のTwitterアカウントはいずれもそれぞれのテーマに沿って対策方法や豆知識が公開されているのですが、企業のSNS活用のヒントになりえる素晴らしいコンテンツが多いため、今日は「企業が警視庁のTwitterに学ぶこと」というテーマでお話してみたいと思います。
1、親しみやすさ
警視庁というと真面目な印象を持つ人が多いと思いますが、警視庁のSNSコンテンツは読者に親しみやすさが湧きやすいようパーソナリティーを意識した内容になっているものがあります。投稿者の「私は◯◯だと思いました」という主観で締めくくられているコンテンツも多く、アニメやイラストなども使いながら情報が読者に伝わるような工夫がなされています。
2、有用性の高い情報提供
「知っているようで細かいところまでは知らない」災害や犯罪の発生ケースなどを140字以内で端的に表現しています。また画像や動画による解説もしっかり行っているため、読者が理解しやすいコンテンツに仕上がっています。
3、取り組みの見える化
◯◯対策本部など警視庁では様々な取り組みがありますが、運用しているアカウントでは対象の組織の取り組みについても写真付きで取り上げています。会議の様子や発表などメディアには取り上げられにくい内容も、警視庁のSNSでは取り組みをコンテンツ化して幅広く伝えています。
・まとめ
ツイートを見ると「あ〜なるほど」という情報も多いことからたくさんのフォロワーを集めている警視庁のTwitter。しかし、その運用の裏には組織単位での取り組みや、写真やテキストを含めたコンテンツ制作など、手間暇のかかる作業を丁寧に行っている様子がうかがい知れます。
これからSNSに力を入れていこうと考えている方は警視庁のTwitterアカウントを参考に、情報提供の在り方について一考してみてはいかがでしょうか?