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20.04.16
マーケティング全般
Instagram、流行ファッション分野でGoogleを抜く
コミュニケーションだけでなく情報検索にも使用されるInstagram。
2020年4月14日に発表されたジャストシステムの調査では流行ファッションの情報源として「Instagram」が「Google」を抜いたという結果が出ています。
ファッション情報収集時によく利用するサービス
ファッション情報収集時によく利用するサービスの内訳によると「流行のファッション情報」についてはGoogleが28.3%のところInstagramが29.4%という結果になりました。サービス別ではGoogleが多くを占めていますが、SNSという単位でみるとGoogle検索よりもSNSの方が情報検索に使われているようです。
Instagramのいいね非表示で3割がいいねしやすくなったと回答
また同調査ではInstagramのいいね非表示に関するアンケートも行っており、54.1%の人は「特に変化はない」と答えた一方で、27.5%が「『いいね!』しやすくなった」、24.8%が「コメントしやすくなった」、23.9%が「投稿の内容をより楽しめるようになった」と回答しています。
いいね非表示については賛否両論ありましたが、リアクションのプレッシャーが緩和されたことにより使いやすさを感じているユーザーも一定数存在しているようです。
Instagramの広告で不快感を感じるユーザーも
Instagramのタイムラインに流れてくる広告に対して「不快感を抱く」と答えた人は59.1%。また「不快感を抱く」人に対して、不快感を抱いた後の行動について聞いたところ、「広告を非表示にしたことがある」人は32.4%、「アカウントをブロックしたことがある」人は19.7%という結果になりました。
Instagramはビジネスアカウントのフォロー割合も他のSNSに比べて高いという特徴がありますが、広告については不快感を覚えるユーザーも多い様子。そのためInstagramではディスプレイ広告のように営業色が強い広告ではなく、よりネイティブなコンテンツの広告配信を心がける必要がありそうです。
まとめ
アクティブユーザー数の増加に伴い情報検索のツールとしても価値を帯びてきたInstagram。最近はユーザーのリテラシーも上がっているため、ビジネスでの運用はより工夫した運用が必要になりそうです。
参照元:ジャストシステム( https://marketing-rc.com/report/report-monthly-20200414.html)