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19.02.07
マーケティング全般
ネットショッピングの不満1位は○○
Amazon、楽天、Yahoo!などの大手サイトのはじめ、インターネットを利用する方なら大半が利用しているネットショップ。ビジネスでは実店舗からEC展開をはじめるにあたりネットショップのユーザー利用動向を調査しているという方もいらっしゃると思います。
そこで本日はGREEN DOGが発表したネットショッピングに対する調査結果をもとにECサイト運用についてお話したいと思います。
ネットショッピングの利用経験と頻度
今回の調査によるとネットショッピングの利用経験は96.1%、利用頻度は月に1回程度というユーザーが半数を超える結果となりました。最近はスマートフォンの普及や決済手段の簡素化などユーザービリティーが著しく高まっているので、利用者は多い様子。つまり、現代のECサイトは実店舗と同じようにモノが売れていく環境と言っても過言ではないでしょう。
ネットショッピングの利用理由
ネットショッピングの理由については「実店舗に行かなくてもすむ」という内容が39.3%で1位となりました。その他にも品揃えや場所を選ばないなど利便性に関する意見が上位を占めています。そのため、Web上で実店舗に劣らない情報提供ができていれば、販売チャネルとしては有用性が高い手段といえるでしょう。
ネットショップ利用時の検討状況
今回の調査結果では商品を購入する前に複数のECサイトを見比べるというユーザーが72.2%を占める結果となりました。特に競合の多いジャンルの商品であれば、価格や送料、発送スピードなどユーザーには様々な検討要素があります。差別化の測りにくい商品のEC展開については、高いユーザービリティーを訴求して優位性を打ち出していきたいところです。
ネットショッピングの不満点
ネットショップの不満点については「送料」が48.9%という結果になりました。送料については運送会社との提携による発送コストもありますが、商品単価やビジネスモデルによって企業の対応可否が決まります。高単価の商品を扱うECサイトであれば利益額も大きいため送料無料などの対応が可能になりますが、低単価の商品は難しい傾向にあります。
まとめ
ECサイトは今や当たり前のように利用され、私たちの生活になくてはならないインフラのような存在となりましたが、ビジネスにおけるEC展開はビジネスモデルや収益モデルを含めた緻密な戦略が必要になります。今後、EC展開を検討されている方は、今回の調査結果を参考にしてみてはいかがでしょうか?
参照元:GREEN DOG(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000037770.html)