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19.10.29
SNS
Instagramで文字を発信!「えまの家計簿」から学ぶテクニック
Instagramを活用した「インスタマガジン」が増えています。
ずいぶん前からWebマガジンはありますから、これも時代の流れだね!と納得することはカンタンなのですが、意外なことも起こっています。それは写真がメインのInstagramが媒体なのに、文字が中心のインスタマガジンがあること。そして、かなりの人気になっていることです。
やっぱりビジュアルが中心のインスタマガジン
「インスタマガジン?」疑問に思う方は、ぜひ「cocorone(@cocoronedays)」をご覧ください。
まるでビジュアル重視の生活情報誌のよう、凝った写真に文字をレイアウトしている様は「ku:nel (クウネル)」を連想させるのです。テーマは「食器のある豊かな生活」、フォロワーは1万6,000人に迫ろうとしています。
聞くところによると「cocorone」の写真は協力してくれるインスタグラマーから集めたものだとか。ということは、編集者の仕事は誌面コンセプトに合う・合わないのジャッジと、手書き風の文字を入れているだけなのか?とはいえ、あれほど作り込んだ誌面のような写真を数多く掲載しているのですから、相当な手間や苦労があることでしょう。ビジュアルでひき付けるというInstagramの特性を十二分に活用していますね。
文字が中心で多くのフォロワーを獲得
一方で「えまの家計簿(@simplehome.8)」は面白い作りになっています。
タイムラインに並ぶ写真やイラストこそそれなりに凝ってはいますが、それ以降は文字がメイン。まるで企業のプレゼンテーションを見ているかのようです。そして写真のコメントも長い!軒並み1,000以上の文字が並んでいます。家計についてのノウハウが中心のコンテンツですから、当然ではありますが。
Instagramでそんな長い文章を誰が読むの?と思われるかもしれませんが「えまの家計簿」は人気アカウント。20万人近いフォロワーを集めていますし、今年の7月にはアカウントと同タイトルの書籍も発刊されました。
写真が得意な人はInstagramで、文章が得意な人はTwitterで。
以前、こんな話をした覚えがありますが「えまの家計簿」を見て、この認識は改めるべきではないか?と考えるようになりました。
Instagramの文字制限は2,200!たった280文字のTwitterよりも(ある意味)文章の発信に向いているのがInstagramでもあるのです。
まとめ
「えまの家計簿」から学ぶべきことは、いかに長文を読ませるのか?ということです。
文章の展開の仕方、改行・改段落の仕方などなど、Instagramで長文を読ませるための工夫に気がつくでしょう。写真だけにこだわらないInstagramの活用法も学ぶことができるはず。加えて、重要なのはコンテンツであるという当たり前のことを思い出させてくれるのです。
えまの家計簿