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22.03.15
SNS
「ミスキャンパス同志社」に学ぶ!自己PRに長けた者が勝つという現実
大学のミスコンが次々と廃止されているとか。
ニュースを耳にした時には、時代の流れってやつなのかな?と、軽く流していたのですが、ちょっとしたきっかけで、あるミスコンを調べてみたら、まあすごい!彼女たちのハードな戦いぶりからは、企業も学ぶところが大いにあるのではないかと感じたのです。
いかに自分を売り込むか?という5カ月間
ちょっとしたきっかけとは、ある番組で「ミスキャンパス同志社・2021グランプリ」友廣南実さんがリポーターとして活躍していたからです。出演するきっかけは、彼女のInstagramが、番組ディレクターの目に留まったからだとか。「どれほどのものなのか?」とのぞいてみたところ、徹底した自己PRぶりに驚かされてしまいました。
投稿されているのは100枚以上の写真、そのほとんどが自身を写したものなのですが、同じ服を着ているものが、一枚もないのです。撮影場所もバラエティに富んでいますし、当然のように動画も入ります。
ミクチャなどを使った動画配信にも積極的に取り組んでいますし、フォロワーさんに「ツインテールが見たい」と言われれば髪型をその通りにしてみたりと、サービス精神も旺盛です。グランプリを取るためとはいえ「そこまでやるか?!」いや「そこまでしないとダメなのか?!」と、ミスコンへの認識を大いに改めさせられたのです。
SNSの登場でミスコンはより過酷に?!
友廣さんへのインタビューによると、ミスコンへのエントリーの理由は、将来の夢であるアナウンサーへの適性を自身で見極めるためだったとか。ミスコン出身アナウンサーが多いとは聞いていましたが、その多くが彼女と同じように過酷な自己PRに務めていたことを思えば、これからは彼女たちを見る目が変わりそうです。
SNSの普及とともに、問われるようになったのが自分でPRする力。友廣さんがそうであったように、他のミスコン参加者もSNSをツールとして、自身のアピールに励んでいたのでしょう。
まとめ
SNSが普及する以前はミスコン同様、企業のマーケティングもそれほど難しくはありませんでした。代理店や雑誌にお金を払うだけで、商品は売れていたのです。
しかし今は違います。SNSでの自社PRに巧みな企業が生き残る時代。昔ほどお金はかからないものの、自社であの手この手を考える企画力が問われるようになりました。
女子大生のミスコン参加者もたった一人であれだけやっているのです。たくさんの人が集まる企業なら、もっとできるはずではないか?と考えているのですが、いかがでしょうか。
参照元:「ミスキャンパス同志社」友廣南実さんInstgagram(https://www.instagram.com/minami_tomohiro_/)、同Twitter(https://twitter.com/mcd2021_tm01)、同インタビュー(https://bigakusei.com/binan-bijo/28628/)