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20.07.28
SNS
大繁盛のお弁当屋さんに学ぶ!まずは趣味からスタートするSNS
ビジネスのためにSNSを始めた。と、ここまでは良いのですが面倒なのは更新です。せっかく作ったアカウントを放置しているというのは、よくあることでしょう。また、SNSを使わなければいけないのはわかっているけれど、どれを使ってよいのかわからないという方も多いはずです。
ならば、ご自身の趣味でも使いやすいSNSで発信することから始めましょう。 「SNSのユーザーにはそれぞれの特長があるから、ターゲットに応じて使い分けるべき」とは、SNSマーケティングのイロハです。しかし、ご自身と合わないSNSを使って更新が億劫になってしまってはどうしようもありません。「写真は苦手だから、ツイッターで趣味のことでもつぶやくか」最初はこれで良いのです。
ユニークな商品が一番のウリではあるのですが……
JR亀戸駅近くにある「キッチンDIVE(ダイブ)」はお弁当屋さんです。どこにでもありそうなお店なのですが、年商は1億5,000万円に迫らんとする売上を誇ります。一番の理由はユニークなお弁当。「挑戦者求む1キロ弁当」「毎日満足200円弁当」といった店頭の看板は、思わず立ち寄ってしまいたくなる魅力にあふれています。
DIVEが大繁盛している理由はそれだけではありません。 特に集客に大いに役立っているのはツイッター、8万人を超えるフォロワーを抱えるまでになり、イベントを告知するたびに大きな反響を呼んでいます。
そして趣味と本業が共鳴する時が来る!
DIVE公式ツイッターはマーケティングを意図してスタートしたわけではありません。
社長さんが好きなゲームのことをつぶやく、趣味のアカウントだったのです。ある時、ゲームの人気キャラクターのぬいぐるみを店頭に飾ったことをつぶやいたところ、ゲーム好きのフォロワーがお店まで足を運んでくれるようになりました。 趣味と本業が、ツイッターを媒介して共鳴したのですね。 もちろん、インパクトのある商品がSNSと相性が良かったというのもありますが。
以来、ツイッターのフォロワー数が節目を超えるなど、機会に応じてイベントをツイッターで告知・開催し始めたのですが、その度に多くの方々が参加してくれるようになりました。
「このアカウントは宣伝の為ではなく中の人の趣味です」とは、DIVE公式ツイッターのプロフィールの一節です。ツイッターは趣味で始めたという、当初のスタンスが良くわかりますね。
まとめ
たとえばインスタグラムでは、今を時めくインフルエンサーが活躍しています。彼らに共通して感じるのは、写真やインスタグラムが好きなことです。好きなことから入っているから、カッコいい構図で写真を収めることができますし、映えにもこだわるようになります。そして続けることができるのです。
ビジネスのために無理やりSNSを更新していても、良いものにはなりませんし続くはずがありません。ならば、ご自身にあったSNSを探して趣味でも発信するところから始めましょう。
参照元:キッチンDIVE公式ツイッターアカウント(https://twitter.com/divemamuru)