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24.06.04
LINE
LINE公式アカウントは集客に効果的!基本のコツと注意事項
LINEを集客に使いたいと考えている経営者の方、店舗オーナーの方は多いのではないでしょうか。
この記事を見ている方が実際に利用している店舗やサービスでも、LINEの公式アカウントがある場合が多いと思います。
店舗や企業が使っているLINEのアカウントをLINE公式アカウントと言います。
この記事では、LINE公式アカウントを集客に利用するポイントや注意事項を紹介しています。
全国600社以上の工務店・ハウスメーカー・住宅会社様の「Webでの集客アップ」のお手伝いをしている株式会社新大陸が執筆しています。
LINE公式アカウントは集客に活用できる
結論からお伝えすると、LINE公式アカウントは集客に活用できます。
なぜLINE公式アカウントが集客に活用できるのか、3つのポイントをご紹介します。
最もユーザー数の多いSNS
LINEのアクティブユーザー数は9600万人(2023年12月末時点)。日本一のユーザー数を誇るSNSです。若い層だけではなくて、幅広い年代の方に利用されています。
ほとんどの人のスマートフォンに既にダウンロードされているため、QRコードを読み込むだけで、企業や店舗の公式LINEを追加できます。手間がかからず、ちょっと気になる、といっただけでも友だち追加してもらいやすいのです。
未読が目立つUIだから開封率が高い
LINEはメールや郵送でのDMと比べて開封率が高いことが特徴です。
UIとは、User Interfaceの略で、この場合はLINEの操作方法や表示画面のことを言います。
LINEは、メッセージが送られてくるとポップアップが表示され、未読の場合は未読であることが分かるようになっています。
そのため「メッセージが送られてきた」ことが目立ちますし、開封するのもタップやクリックをするだけなので開封しやすいのです。
タイムリーに情報発信が出来る
LINE公式アカウントは、メッセージを送るまでの手順も簡単ですし、送ったその瞬間ユーザーにメッセージが届きます。
その日・そのタイミングで情報を発信したい!というときに便利です。
例えば、LINE公式アカウントのクーポン機能を使って
「雨の日クーポン 〇%オフ 本日限定」
といった情報を発信することもできます。
他にも、急な予約のキャンセルが出たときに
「本日空きあり! 4名様限定・コース料理が〇〇円」
といった情報を配信して対応することも可能です。
LINE公式アカウントで集客を成功するコツ5選
LINE公式アカウントで集客を成功させるにはいくつかのコツが必要です。
アカウントを効果的に運用していくために必ず知っておくべきコツを5つご紹介します。
まずは利用する目的・ゴールを明確にする
LINE公式アカウントには様々な機能がありますが、目的やゴールが明確でないと効果的に使えません。
飲食店だったら、お客さんにお店に来てもらうことが目的になるでしょう。
それでも
・認知度を上げる
・新規顧客を増やす
・リピーターを増やす
など、段階によって設定するゴールは様々です。
また、どんな層に来てほしいか、ターゲットを明確にすることも必要です。
10代の学生に向けて情報発信をする場合と、50代会社経営者に向けてメッセージを発信する場合では、内容が全く変わります。
・どんな人に
・どんな風にサービスを利用してほしいのか
できるだけ具体的に想定してゴールを設定することで、LINE公式アカウントをより効果的に活用することができるようになります。
友だち登録を促す仕組みを考える
LINE公式アカウントは、友だちになった相手に情報を提供できるツールです。
まずは友だちを増やす必要があります。
友だちを増やす方法としては
・友だち登録したときの特典(割引クーポンや1品プレゼント、お得な情報の配信など)を用意する
・店頭やメニュー表などに友だち追加用のQRコードを印刷したポップを用意する
・店舗に来た人へ直接LINE公式アカウントへの友だち追加をお願いする
・オフライン広告(チラシや郵送のDMなど)にLINE公式アカウントの情報を載せる
・友だち追加広告を利用する(認証済みアカウントのみ可能)
・他のSNS(InstagramやFacebook、Twitterなど)でLINEで情報発信していることを伝える
といった方法があります。
どれか一つだけではなくていくつかの方法を組み合わせることがほとんどです。どの方法を取るかは、最初に決めた目的やゴール、ターゲットによって変わります。
自社にしか出来ない有益な発信を考える
LINE公式アカウントは、登録するのも簡単ですが、同じようにブロック(友だち解除)するのも簡単です。ユーザーが、配信の内容に興味がないなと思ったらすぐブロックされてしまいます。
まずは、リアルタイムの会社や店舗の状況が分かるというのはそれだけで有益な情報です。
例えば、
・今月の営業日・時間をマメに更新する。
・サービスメニューを見られるようにする
・予約可能な時間が分かるようにする
などです。
これらの情報は、プロフィール画面やトーク画面の下部に固定されるリッチメニューに表示されるようにしましょう。
しかしこれは、既に利用するつもりがある人にとっての有益な情報です。
検討段階にある人に、アカウントへ親しみや興味をもってもらうための情報を考えることが必要になります。
例えば
・飲食店なら、簡単まかないレシピを紹介する
・優良なサービスを選ぶコツ
・専門家が知っている、マネしたくなるような技
など、ユーザーが知りたいと思うような情報は何か考えて、発信内容を工夫していきましょう。
誤配信や返信忘れなどに気をつける
簡単にメッセージを送れてしまうので、ミスを全く無くすことは難しいかもしれません。
しかし、誤配信が重なったり、問い合わせへの返信忘れがあったりすると企業や店舗への信用度が下がってしまいます。
対策としては、
・メッセージ送信前に確認するチェックリストを作る
・ダブルチェックの体制をつくる
・ユーザーからのメッセージに既読を付けたらすぐに返信するようにする
・LINE公式アカウントには「要対応」チェックを付ける機能があるのでそれを利用する
などです。
最後の「要対応」チェックですが、例えば既読にして、すぐに回答ができない内容だった場合「確認して改めてご連絡します」といったメッセージを送るときがあると思います。
そしてそういう場合は返信忘れが起きやすいですよね。そんなとき「要対応」とトーク画面の一覧に表示させることができるのです。
LINE公式アカウントは、友だちと双方向のコミュニケーションができ、関係を深めていけることがメリットの一つです。丁寧に対応して、顧客との信頼関係を築いていきましょう。
定期的にデータの確認や運用の見直しを行う
LINE公式アカウントに限ったことではありませんが、正しい情報が載っていないと、企業や店舗への信用度が下がってしまいます。
・営業日や営業時間は正しいか
・移転等で住所が変わっていないか
・サービスメニューの内容や価格に変更はないか
といったことは定期的にチェックしましょう。
確認項目を一覧にして、1週間や1ヶ月毎にチェックするなど対策することをオススメします。
また、LINE公式アカウントには分析機能があります。
友だち追加したユーザーはどこから追加してくれたのか、開封率の高いメッセージはどれか、よく見られているコンテンツは何か、ブロックされた数やタイミングなど様々な情報を見ることができます。
その分析結果を元に、運用方法を見直していくこともLINEで集客を成功させるために必要なことです。
LINE公式アカウントを集客に活かすアイデア3つ
LINE公式アカウントには集客に使える様々な機能がついています。
それらの機能をどのように使ったら集客に活用できるのか、いくつかのアイディアをお伝えします。
友だち追加特典を使って友だち追加を促す
LINE公式アカウントを友だち追加することでメリットがあると、ユーザーはそのアカウントを友だち追加します。
友だち追加特典が得られることは、ユーザーにとって分かりやすいメリットです。
「友だち追加すると〇%引き」とか「ドリンク1杯(本)プレゼント」といったクーポンや
「友だちの中から抽選で豪華商品をプレゼント」といった企画も特典になります。
自社のサービスでユーザーが喜びそうな特典は何か考えて、友だちの数を増やしましょう。
店頭POPやWEBバナーなど様々な媒体から友達募集をする
LINE公式アカウントの存在を知ってもらうことも重要な施策のひとつです。
店頭POPやWEBバナーなど、できる限り多くの場所でQRコードを表示させたり、友だち追加用のリンクを貼ったりしましょう。
条件がありますが、認証済みアカウントになることができれば、LINEのアプリの中で友だち追加広告を出すこともできます。
友だち限定のクーポンやオトクな情報を発信する
友だち追加特典でクーポンを発行するのは有効ですが、最初だけではなく、定期的にクーポンやオトクな情報を発信することが重要です。
LINEアカウントの有用性や興味が感じられなくなったら、ユーザーにブロックされてしまいます。
友だち限定で割引クーポンやプレゼントクーポン、ユーザーが知りたいと思うような有用な情報を配信していきましょう。
自社や商品のファンになるコンテンツを配信する
世の中には様々なサービスや商品があふれていて、キャンペーンやクーポン目的で登録した友だちはすぐに離れてしまいます。複数の企業や店舗のなかから自社を選んでもらう、継続的に来てもらうためにはユーザーのファン化を目指すことが効果的です。
他社と差別化を図れるような、ユーザーから求められるコンテンツを練っていきましょう。
LINE公式アカウント集客で気をつけるべきポイント
LINE公式アカウントは無料で簡単に開設することができます。しかし、どんな目的でも開設できるわけではなく、かつむやみに運用しても成功しません。
最後に、LINE公式アカウントを運用して集客していくために気を付けるポイントをお伝えします。
無料で配信できるのは200通まで
LINE公式アカウントには3つの料金プランがあり、無料のプランでも全ての集客用のツールを使うことができます。各プランの中で異なるのは、メッセージの配信通数です。
コミュニケーションプラン……無料・送れるメッセージ通数 200通/月
ライトプラン……5,000円/月(税別)・送れるメッセージ通数 5,000通/月
スタンダードプラン……15,000円/月(税別)・送れるメッセージ通数 30,000通/月
です。
スタンダードプランのみ、追加料金を払うことで送れるメッセージ通数を増やすことができます。
途中でプランを切り替えることも可能です。まずは無料のコミュニケーションプランで試して、友だちの数が増えてきたらプランを切り替えていきましょう。
友だちの獲得と引き上げ両方の視点が必要
友だちを獲得することは、集客のために重要です。しかし友だちを増やすだけではなく、友だちとなったユーザーに
・問い合わせをしてもらう
・店舗に来てもらう
・最終的には商品・サービスを購入してもらう
という行動をしてもらえなければ、売上にはつながりません。
友だちを増やすだけではなく、見込み客から実際にサービスや商品を利用・購入してもらえる段階に引き上げるための視点が必要です。
ガイドラインに違反するとアカウント停止処分を受ける
LINE公式アカウントには、ガイドラインがあります。このガイドラインに違反するとアカウント停止処分を受ける場合があるため注意しましょう。
犯罪・不法行為に関わるアカウントがサービスを利用できないのはもちろん、業種・業態・商品・サービスによって、利用できない場合があります。
例えば、
・日本国内で未承認の医薬品販売や、医薬品等の個人輸入代行のアカウント
・出会いの機会や場所を提供するアカウント
・アダルト関連サービス、店舗のアカウント
・情報商材やネットワークビジネスに関係するアカウント
などです。
他にも、ガイドラインには禁止事項や注意事項が掲載されています。
せっかくアカウントを運用し始めても、利用規約に違反するとアカウントを停止されてしまいます。
LINE公式アカウントを利用しようとしている自社のサービスや商品がガイドラインに抵触しないか、事前にしっかり確認しましょう。
まとめ
LINE公式アカウントは、目的やゴール・ターゲットを適切に設定して、運用した結果を都度分析、運用方法を改善していくことで効果的に集客に利用できます。
地道な作業や、アイディアを出すために長い時間が必要になることもあるかもしれません。
しかし利用者数日本一のSNSで、双方向のコミュニケーションが容易なLINEは、うまく運用できれば大きな武器になります。この記事を参考に運用を試してみてください。
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最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。
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