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22.08.04
リフォーム
2022年の住宅リフォーム市場規模は6.5兆円
2022年7月13日、矢野経済研究所は国内住宅リフォーム市場を調査し現況、参入企業の動向について発表しました。本日は住宅リフォームの市場規模についてお伝えします。
2021年の住宅リフォーム市場規模は6.9兆円
2021年の住宅リフォーム市場規模は前年比5.7%増の6兆9,034億円。分野別にみるとでは「増改築に関わる費用」が前年比2.2%減となった一方、「設備修繕・維持管理費」が同8.6%増加しました。
また「ステイホーム」や「テレワーク」によって需要が急拡大した「家具・インテリア等」は落ち着きをみせ8.3%減という結果になりました。
2022年の住宅リフォーム市場規模は6.5兆円と予測
2022年の住宅リフォーム市場規模は前年比5.5%減の6.5兆円と予測されていますが2023年は6.6兆円、2030年に6.8兆円とゆるやかな上昇が予測されています。
2022年は観光需要喚起策などにより外向きの消費が増加することでリフォーム需要の減少が見込まれ、消費財の物価や建築資材高騰により市場縮小は避けられないと考えられています。
ただ2023年以降は団塊ジュニア世代がリフォーム適齢期に突入するなどリフォームのトレンドは高まる予測。しかし、世帯数がピークアウトし始めることから、ゆるやかな成長が予測されています。
まとめ
外出自粛生活が長引いた中で「住空間」の関心が高まりプラスに作用したリフォーム業界ですが、現在トレンドは一旦落ち着いているため次回の団塊ジュニア世代のリフォーム需要に向けて準備していきたいところです。
参照元:プレスリリース(https://www.dreamnews.jp/press/0000262259/)