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23.02.18
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LPとは?メリットや作成手順まで丁寧にご紹介します
「LPはよく聞くけど、そもそもどういったものなの?」
「通常のページとLPの違いは何?」
ホームページを運営されている方の中に、こうした疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。今回はホームページ運営をしているうえで必要不可欠な要素であるLPについて初心者にもわかりやすいように詳しく解説します。
LPの概念から知りたい、LPを活用して売上アップを測りたい方はぜひ参考にしてみてください。
全国600社以上の工務店・ハウスメーカー・住宅会社様の「Webでの集客アップ」のお手伝いをしている株式会社新大陸が執筆しています。
LP(ランディングページ)とは?
LP (Landing Page)とは、Webページの一種でユーザーが検索やSNSからサービスや商品ページへアクセスする際に最初に表示されるように設計されたページのことです。
キャンペーンや製品などのプロモーションの推進を目的として作られることが多く、ユーザーに特定のアクションを求めることが目的です。求めるアクションとしては、製品を購入する、サインアップする、電話番号やEメールアドレスを入力することなどが挙げられます。
HP(ホームページ)との違い
LPとHPは、どちらもWebサイトのページの種類となります。HPは、企業・個人・サイトの概要や、主要な情報をまとめたページのことです。HPはWebサイト全体を紹介するページとなり、LPに比べて広い範囲の情報を提供します。
それに対してLPはキャンペーンや商品・サービスの販売やPRなどマーケティング目的でプロモーションに特化したページであり、ユーザーがクリックした広告などからアクセスした際に表示されます。
LPの目的は、ユーザーを特定のアクション(商品購入、サインアップなど)に誘導することです。
なぜLPが必要なのか
LPは、Webサイトにアクセスしたユーザーに対して特定のコンバージョン(アクション)を促すために設計されたページです。LPは、インターネット広告、Eメールマーケティングなどマーケティングの目的に合わせてカスタマイズすることが可能です。
そのためマーケティングにおけるLPの役割は大きく、販売やブランディングなどの成功に必要不可欠な要素といえます。
LPに共通する特徴とは
LPに共通する特徴として、縦長でインパクト重視のデザイン、外部へのリンクの少なさが挙げられます。これらはユーザーの関心を引き、コンバージョン率を高めるために使うテクニックでもあります。LPを構成するこれらの特徴を詳しく解説いたします。
縦長のデザイン
LP の大きな特徴のひとつである縦長のデザインは、ユーザーにとって視認性が良く、必要な情報を一目で把握しやすいのが特徴です。
また、コンバージョンポイント(アクションを促す要素)や行動喚起CTA(Call to Action)の強調もテクニックとして使われます。これらの特徴により、LPは、広告やマーケティングキャンペーンの目的に対して、効果的な結果を得ることができるように設計されています。
インパクト重視のデザイン
他のページと異なる特徴として、インパクト重視のデザインにすることも特徴のひとつです。これは、ページの訪問者に商品やサービスの印象を強く植え付け、購買意欲を掻き立てることを目的としているためです。
このため、LP内には視覚的に魅力的な要素を詰め込み、ユーザーに選ばれるべき理由や訴求を織り込むことが重要です。
外部ページへのリンクを設置しない
縦長でインパクト重視のデザインに加えて、外部ページへのリンクが少ないのも特徴です。これはLPの主な目的が「特定のアクション(コンバージョン)を促す」ことにあるためです。
外部ページへのリンクを減らすことでユーザーの注意を集中させ、離脱を防ぎ、アクションに向けた誘導を強化することができます。
LPを作成するメリットは?
LPは通常のページに比べて自社の商品やサービスの魅力を伝えたり、販売数のアップが見込める点が大きなメリットとなります。ここでは、LPのメリットとその理由を、具体的に説明していきます。
商品・サービスの魅力を伝える
LPを作成するメリットの一つは、商品・サービスの魅力をより明確かつ効果的に伝えることができる点です。LPは特定のターゲットに向けて作られるページであり、商品・サービスの特徴や利点、価値を明確にアピールすることができます。これにより、ユーザーが商品やサービスの購入意欲を高めることに繋がります。
販売数アップが見込める
LPによって商品・サービスの魅力を明確に伝えることで販売数アップが見込めます。商品ページより多くの情報を伝えてユーザーの購買意欲を引き上げたり、期間限定やキャンペーンの告知により購入を直接促すことで、販売数のアップと見込み客の獲得に繋がります。
離脱者の減少効果
LPはユーザーの注目を集め、アクションを促すことができるため、サイトを見に来ただけで何もしない離脱者の減少にも効果を発揮します。これにより、サイトのコンバージョン率の向上、販売やサービスの質向上が期待されます。
施策のPDCAを回しやすい
LPを作成することでマーケティング施策のPDCA(Plan, Do, Check, Action)サイクルを回すことが容易になるのもメリットといえます。PDCAサイクルとは、マーケティング施策を計画して実行し、結果を分析し、改善するという手順を意味します。
LPを作成することで、ある程度ユーザーの動きを集約させることが出来るため、特定の施策の目的や成果を明確に測ることができ、施策のPDCAサイクルを回すことがより容易になります。
LPを作成する手順を解説します
マーケティングに必要不可欠なLPを作成する手順についてご紹介します。CVにつなげるために気を付けるべきポイント、LPを作る上での前提についても解説いたします。
LPを作る目的とペルソナを決める
どんなに見栄えの良いLPを作っても、ユーザーが求めているものが表現されていなければコンバージョンには繋がりません。
そのためLP作成に際して、具体的なマーケティング目的を明確にすることから取り組みます。目的としては、商品・サービスの露出度向上、販売促進、新規顧客獲得などがあります。
目的が決まったら次に狙うべきターゲットとなる顧客像、ペルソナの設計を行います。ペルソナは性格や服装、生活様態など具体的にするほど後のLP作成に役立ちます。顧客分析や競合調査、市場セグメンテーションなどを行い、ペルソナを具体的にしていきましょう。
構成を考える
LPの作成においてページに必要な要素を組み合わせて、ページ全体を作り上げる構成を考える工程は非常に重要です。LPの構成要素としては、タイトル、見出し、画像、コンテンツ、CTAなどが挙げられます。これらの要素をペルソナに合わせて適切に配置して、目的に応じたページを作成することが大切です。
デザイン案の作成
構成が決まったらデザイン案の作成を進めます。LPのレイアウト、フォント、色、画像などの視覚的な要素を決め、イラストレーターやFigmaといったペイントソフトを使いデザインを制作していきます。
実際に配置していくことで構成の違和感や訴求の修正点など、新しい課題が見えてくることがあります。LPの目的、ペルソナ、構成などを反映させたデザインを追求し、最終的な仕上がりに近づけていきます。
コーディング
LPのコーディング作業とは、Webページを作成するためのプログラミング作業を指します。LPの作成者はHTML、CSS、JavaScriptなどの言語を使って、LPのデザイン案を基に、Webページを作成していきます。
この作業によりLPのデザインを反映させるとともに、ボタンや訴求に動きを付けたり、リンクなどの機能を実現することができます。
検証タグの埋め込み
検証タグの埋め込みは、LPのパフォーマンスを計測するために必要なタグをLPのソースコードに記述することを指しています。検証タグには、アクセス数やクリック数、コンバージョン率などの指標を計測するためのタグや、Webアナリティクスツールにデータを送信するタグなどが含まれます。
検証タグの埋め込みにより、LPのパフォーマンスを正確に測定し、分析と改善に繋げることができます。
成果の出るLPを作成するポイント
LPのデザインの良さを追求することも大事ですが、本来の目的はユーザーのアクションを促すことです。
ここではLPを作成して成果を出すために気をつけるべきポイントについて解説します。
ユーザー視点を意識した作成を行う
ユーザー視点を忘れないことがLP作成における最も重要な点です。
LPの目的である「アクションを促す」ことを達成するために、ユーザーの望む情報や要求に合わせて作られているかどうかを常に意識しましょう。
具体的にはLPを利用するユーザーが、自分が望む情報やアクションを素早く見つけられるような設計・購入しやすいデザイン・選ばれる決め手になるようなコンテンツの提供、こういった内容を意識する必要があります。
入力フォームの最適化
成果の出るLPを作成するポイントとして、入力フォームの最適化も挙げられます。入力が面倒であったり、よくわからない場合、多くのユーザーはすぐに他のページに移ってしまいます。
そのためLP上で行うアクション(例えば問い合わせ・登録・購入など)を行うためにユーザーに求める情報は最小限にする必要があり、ユーザーにとって最も簡単でスムーズな入力方法を提供することを意識しましょう。
スマホ対応
スマホ対応の有無についても、成果に大きく関わってきます。商品やサービスにもよりますが、現在はスマホを使ってインターネットにアクセスする人が多くなっており、スマホに対応していないLPはユーザーがすぐに離脱する傾向が強まっています。
まとめ
ここまで商品やサービスの購入や申し込みに誘導するLPの役割について解説してきました。LPは作成したら終わりではありません。良い成果を出すためには成果の集計と継続的な改善も重要になってきます。
LPをうまく活用して貴社の売上げアップや見込み客の発掘など、設定しているさまざまな目的の達成を願っております。
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最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。