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Marketing columnマーケティングコラム

21.09.07

工務店

Boxabl社公式アカウントに学ぶ!カタログライクなInstagram活用法

「タイニーハウス」が、アメリカでトレンドとなっています。

小さな家でシンプルな生活を営むライフスタイルなのですが、たとえばInstagramアカウント「Brent – Tiny House」は93万人以上のフォロワーを集めているのです。そんな中、話題になっているのが、広さ約35平方メートルという「Casita」です。

カタログ気分で楽しめるBoxabl社公式Instagram

どの程度話題になっているかというと、Casitaを手がけるBoxabl社のInstagram公式アカウントのフォロワーは26.8万人!現在5万人弱が、Casitaを購入しようと順番待ちをしているといいます。

工場生産される住宅は今や珍しくありませんが、設備や内装全てが整った状態で出荷されるのがCasita。建設予定地までトレーラーで運ばれ、広げて基礎に取り付けるだけ。ほんの2~3時間で完成して、価格は5万ドルほどといいますから実にユニークです。

Boxabl社は最近の企業らしく、各種SNSをマーケティングに活用しているのですが、最も分かりやすいのがInstagramです。2017年秋のアカウント開設以来、230件ほどの投稿がおこなわれており、Casitaに投入されている特許の数々や、安心・快適に住むための工夫がアップされています。

またCasitaが工場で生産されたり、建設予定地で展開したりする動画がハイライトに豊富にアップされていますから、InstagramだけでCasitaの全てが把握できる仕組みになっています。まるでカタログを見ている気分になりますね。

マスク氏のツイートで注目が高まる!

Casitaは一層の注目を集めることになったのは、今年の6月のあるツイートでした。

「タイニーハウスに住んでいる」とツイートしたのは、あのイーロン・マスク氏。同時期にBoxabl社はスペースX社の敷地までCasitaを搬入していますから「マスク氏が住む(であろう)Casita!」と、知名度はさらに高まったのです。

とはいえCasitaの人気を決定付けたのは、インフルエンサー・マスク氏の力だけではありません。件のツイート以前から、数万人が順番待ちしていたといいますから、やはりCasitaのユニークさがあっての人気なのでしょう。

まとめ

Boxabl社・Casitaの事例の中で、とくに参考になるのはInstagramでの表現でしょう。時系列順に表示されることやタイムリーさはInstagramの特徴ですが、事例ではほぼ無視されています。Boxabl社がおこなったのは、Casitaのカタログのように活用すること。Instagramの一つの表現として注目すべきでしょう。

参照元:「Boxabl」社公式Instagramアカウント(https://www.instagram.com/boxabl)、Brent – Tiny Houseアカウント(https://www.instagram.com/tinyhouse

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