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Marketing columnマーケティングコラム

19.07.16

Instagram

ショボい写真しか撮れない!化粧品業界から学ぶテクニック

Instagramマーケティングの必勝法といえば、美しい写真。このことは誰もが知っていますが、そんな写真はかんたんに撮れないことも、同じく誰もが知ることです。

たとえば化粧品業界、大手メーカーの公式Instagramを埋め尽くすのは見事な写真なのですが……これでは、資金的・人材的に余裕がある大企業しか、マーケティングの成功はおぼつかないということになってしまいます。

大手のすばらしい写真にため息

「資生堂」の公式Instagramは、一貫して3枚組での投稿を続けています。製品とあわせて日本の歴史や文化をイメージさせたり、使用シーンをはさんだり。3枚の写真で製品に対するイメージを多角的に膨らませていますね。

また「SK-Ⅱ」の公式Instagaramでは、著名タレントをモデルにした投稿が目立ちます。Instagramの特性もよく理解しており、組写真を用いることで雑誌広告のような印象を与える工夫をしています。

さすが化粧品大手!なのですが、一方で資金的にも人的にも余裕がない企業は、Instagramマーケティングで成功することができないのか?というと、必ずしもそうではありません。

新興ブランドが徹底したこととは?

2015年に立ち上がった「ボタニスト(BOTANIST)」はヘアケア商品などを扱うブランド。昨年にはシリーズ累計の売上が5,000万本を達成!大成功を納めているのです。このブランドが設立当初から、マーケティングの核にすえているのがInstagramなのですが、投稿される写真は、資生堂やP&Gほど素晴らしいものではありません。

ただ、ブランドのコンセプトを表す写真を使用するという点は徹底されています。具体的には、グリーンやアースカラーの多用。植物由来の製品を扱っていることが、ダイレクトに伝わるようにしているのです。キャンペーン告知や、ブランドの姿勢表明などの投稿もありますが、写真のトーンは見事に統一されています。

また、ショッピング機能やストーリーズ広告など、Instagramに新機能が搭載される度に、それに即した投稿をおこなっていることも見逃せません。結果、フォロワーは5万人弱まで成長、多いときには1,000件以上の「いいね!」を集めるまでになりました。

まとめ

大企業でなければ、Instagramのマーケティングで成功できないのか?というと、決してそうではありません。自社製品の特徴や強みを訴え続けることで成功を収めることもできる。ご紹介したボタニストが好例なのです。

やっているのは写真のトーンをぶれないようにすること。資生堂を真似るのは無理だとしてもボタニストを真似ることならば、まだできそうではないですか?アパレルのセレクトショップ、こだわりの雑貨店でも、きっと参考になることでしょう。

参照元:ボタニスト公式

Instagram(https://www.instagram.com/p/BCuahMJosyK/

tel0534721651受付時間:9:00から18:00(土日祝休)

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