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Marketing columnマーケティングコラム

21.05.18

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「スーパードライ・生ジョッキ缶」に学ぶ!UGCの発生の狙い方

「アサヒ・スーパードライ・生ジョッキ缶」の登場には驚かされました。
近年はニッチ狙いの商品が目立っていたビール業界で、スーパードライが発表したのは、飲み口が全開になり、クリーミーな泡が自然に立つというものでした。このギミックが、多くのビール好きの興味をひかないわけがありません。

4月に発売されるとや否や店頭から姿を消したかと思うと、生産が追い付かないことを理由に出荷は停止されたのです。

 

誰かに見せたくなる魅力でUGCの発生を狙う

生ジョッキ缶がヒットした理由は一つではありませんが、SNSマーケティング的には「見た目に魅力があること」に尽きるでしょう。フタを開けるとモコモコと泡がわいてくるのですから、その様子を誰かに見せたくなるのです。

加えて入手困難というのも投稿したくなる理由です。出荷停止中だから、たまたま手に入ると誰かに見せたくなるでしょう。現在インスタグラムには「#生ジョッキ缶」付きのものが、1万7,000件!大量のUGCが発生しているのです。

 

UGCの発生でおこなったことはパッケージの変更だけ

ユーザー投稿のコンテンツ「UGC」は、客観的な評価に感じられ、親近感・共感を得やすいことから、効果的なマーケティング手法と考えられています。

そこでUGCを生み出すべくキャンペーンを打ったり、インフルエンサーとタイアップしたり、お客さんに頼んだりするのですが、生ジョッキ缶は従来のパッケージを変えただけで、大量のUGCを生み出すことに成功しました。

そして、アサヒビールはスーパードライに新パッケージを投入し、大ヒットさせましたのですが、一方でスーパードライではなく、新ブランドを立ち上げる選択肢もあったはずです。しかし、発売以来30年以上もたつスーパードライを選んだのは、アサヒビールがブランドが持つポテンシャルを信じていたからでしょう。また、ブランド全体のテコ入れも狙ったからではないでしょうか。

 

まとめ

従来からある商品のパッケージに一工夫、誰かに見せたくなる魅力を加えてUGCを発生させることに成功、大ヒットとなっただけでなく既存ブランドのテコ入れも狙う。今回の生ジョッキ缶のヒットを、単純化すると以上のようになるのですが、SNSマーケティング的に注目すべきは「魅力を加えてUGCを発生させる」というところです。

たとえば御社の商品にもスーパードライ同様、まだポテンシャルを秘めているものがありませんか?たとえばパッケージを変えるのは、ポテンシャルを引き出す一つの手段。これを「魅力を加える」ととらえれば、打てる手はいくつか思い浮かぶのではないでしょうか。ちなみに出荷が中止スーパードライ・生ジョッキ缶ですが、6月に数量限定で再出荷されることのことです。

 

参照元:「#生ジョッキ缶」付き投稿一覧(https://www.instagram.com/explore/tags/%E7%94%9F%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AD%E7%BC%B6/

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