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19.09.12
マーケティング全般
EC事業者が活用するSNSとは?
EC事業者におけるSNSは消費者との接点をつなぐ貴重なプラットフォームの一つと考えられており、各SNSの特徴を踏まえ用途に分けて運用されている傾向にあります。
そこで本日はエルテックスの「通信販売事業関与者の実態調査2019」を参考にEC事業者が活用するSNSについてお伝えします。
EC事業者が利用しているSNS
利用しているSNSに関する調査ではLINEが約80%と最も多く、Facebook、Twitter、Instagramは約70%で横並びの結果となりました。
このことからEC事業者の多くは複数のSNSを同時に運用しているということがわかります。特にダイレクトにアプローチできるLINEは商品ページへの遷移も容易いことから人気を集めているようです。
SNSの利用目的
SNS毎の利用目的についてはFacebookが認知・ブランディング、販売促進はいずれも横並び。顧客フォローや問い合わせなどの業務連絡にはLINEの使用が多いことがわかりました。
認知・ブランディングの部分は約55%のFacebookに次いでTwitter、Instagramも40%を超えている一方、LINEは35%程度にとどまっていることを考えると「LINE=直接的接点」「その他SNS=間接的接点」に用いられていると考えることができます。
今後利用してみたいSNSはLINEとInstagram
今後利用してみたいSNSに関する調査では認知・ブランディング目的でのLINE。また販売促進目的でのInstagramが多い傾向となりました。
LINEはメッセージアプリとしての機能が主軸であるため認知・ブランディングの機能強化は見込みにくいですが、Instagramにおいてはストーリーズやハイライト、広告ではショッピングタグなどEC向きの様々な機能が追加されているため、今後益々の需要が見込まれます。
まとめ
消費者の利便性と的確な情報提供は欠かせないもの。
実店舗においても重要なSNSマーケティングは、顔の見えないEC事業ではより重要な役割を担います。
近頃はFacebook衰退とInstagramの隆盛など、トレンドが入れ替わっている傾向にあるため、媒体選びやコンテンツを工夫して効果的なSNS運用を目指したいところです。
参照元:エルテックス
https://www.eltex.co.jp/lab/research/20190822.html