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21.01.28
マーケティング全般
コロナ禍の買い控えにみる2021年の消費行動
コロナ禍により大きく変わった消費者の情報収集や購買ニーズ。これからビジネスを発展させていくためには新たな消費行動をチェックしておきたいところです。
そこで本日はヴァリューズが行った住宅・旅行・家電といった高額商品の2021年の購入意向および予算・購入時期に関するアンケート調査から一部を抜粋し2021年の消費行動に想定されるついてお伝えしていきます。
2020年は高額商品が買い控え、2021年は消費増か
2020年は旅行や家電、車、住宅など高額商品の買い控えが目立つ一年となったようです。一方、2021年の購入予定高額商品に関する調査では旅行が1位ではあるものの、家電、住宅・インテリア、自動車が大きく上昇しています。
リベンジ購入は高額商品の中でも比較的低価格帯のものから
リベンジ購入に関する調査で旅行を除けば、スマートフォンや黒物家電など比較的低価格隊の商品の需要が見て取れました。リベンジ率50%以上の中で最も平均価格が高いのは自宅のリフォーム。リベンジ率57.4%と高いニーズがうかがい知れます。
住宅、自動車関連の検索数は持ち直し
年間検索動向については地域別キーワードを除けば住宅の戸建が「階段」「1500万」「3LDK」、マンションは「ベランダ」が掛け合わせ検索特徴語となっています。自動車については新車が「自動車税」、中古車は「売れない」「値崩れ」と金銭面の掛け合わせ検索特徴語が増えていたようです。
戸建住宅、リフォームは予算アップの傾向に
2021年高額商品の購入予算増減についてはスマートフォンや家電、結婚式が控え目であるものの、旅行や人間ドック、自宅のリフォーム、戸建住宅は予算アップ割合が高い傾向にあるようです。
住まいに関する部分についてはライフスタイルの変化をうけ、予算をかけてもより快適に暮らしたいと考える消費者ニーズが見て取れます。
住宅関連のインターネット情報収集が大幅に増加
高額商品の情報収集媒体に関する調査では旅行だけでなく店頭相談の割合が高かった戸建住宅、マンション、リフォームが大きく上昇する結果となりました。
住宅業界は2021年になりニーズこそ高まっているもののインターネットを活用したより精度の情報発信が求められそうです。
参照元:ヴァリューズ(https://www.valuesccg.com/news/20210126-2510/)