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22.01.11
マーケティング全般
5,500万円超で売れた「家」に学ぶ!NFTとメタバース
メタバース界隈が盛り上がりを見せています。しかし何のことだかわからない方や、自社とは関係ないと思っている方も多いことでしょう。そこで今回は「家が5,500万円で売れたという話」を元にNFTとメタバースについてお話ししたいと思います。
メタバースとは切っても切れないNFT
メタバースとは言ってみれば仮想空間「多人数がアバターを使って、自由に行動・交流する場所」のことです。そこでは現実世界と同じように、参加者がサービスやモノを売り買いしたりするようになるはずです。
メタバースに先行して過熱しているのが「NFT」を用いたアイテムの取引です。
NFTとはデジタルデータに付属させるトークンで、この世で唯一のものであることを証明するもの。バーバリーが先日、ゲーム内でプレイヤーが身にまとうアイテムを販売しましたが、コピーが容易なデジタルの世界です。偽物のバーバリーが出回らないはずがありません。そこで本物を証明する、NFTを付けたというわけです。
NFT付きの家が5,500万円超で落札される!
NFTが使われるているのは、ゲーム内のアイテムだけではありません。ファッションならD&GがNFT付きのコレクションを発表し6億円で落札されましたし、デジタルアートやトレーディングカードにも付与され、高額で取引されているとか。著名な取引所「OpenSea」をのぞくと、様々なものが取引されていることがわかるでしょう。
そして、ここからがやっと本題なのですが……ついに登場したのが「デジタル住宅」です。
昨年秋に売りに出された「Mars House」に付いた値段は、実に5,500万円超!総ガラス張りの斬新なデザインで、仮想空間にアップロードしてアバターを住ませることができるほか、実際に建てることも可能といいます。
そして落札者に渡されたのはNFT付き3Dデータと、著名ギタリストによる音楽が付いたビデオクリップだけだとか。それでも5,500万円なんですよね。
まとめ
Facebookが登場した時のことを思い出してください。あっという間に拡大し、今ではSNS抜きの毎日は考えられなくなりました。メタバースやNFT抜きの生活は考えられない、そんな時代がそこまで来ている!かもしれない!という話です。
ですからNFTやメタバースという言葉はぜひ覚えておくべきでしょう。「手元のCADデ―タにとんでもない価格が付くかも」と、妄想するのも楽しいと思うのですが、いかがでしょうか?
参照元:Wikipedia「非代替性トークン(NFT)」、「Mars House」紹介ビデオ