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Marketing columnマーケティングコラム

21.02.16

SNS

SMBC公式インスタに学ぶ、読ませるインスタグラムの作り方

「インスタ映え」という言葉が、流行語大賞に輝いたのは2017年のことでした。

その後、「インスタ疲れ」「インスタ萎え」なる言葉が登場し、インスタグラムは私たちの日常の一部となっています。

インスタグラムの世界で静かに進行しているのが、映える写真を中心とした投稿から「読ませる投稿」へのシフトです。

映えない業界はどのようにインスタを使っているのか?

今や常識となっているインスタでのマーケティングですが、映えない、映えようがない業界ではどうでしょうか。たとえば銀行は扱っているモノがモノだけにインスタグラムとの相性が悪く、公式アカウントを持っているところは少ないのが現状です。

そんな中、2万3,000人のフォロワーを獲得に成功しているのが、3大メガバンクの一角SMBC(三井住友銀行)です。

SMBC公式インスタアカウントは、立ち上げから順風満帆というわけではありませんでした。当初投稿されていたのは、かわうそのキャラクター「ミドすけ」のキャラ弁、点心、ラテアートなど。確かに映えてはいるものの「本業とどのような関りが?」と、首をかしげざるを得ないものだったのです。さて、どのようにフォロワーを獲得したのでしょうか?

読ませるインスタアカウント続々登場中!

SMBCの公式インスタが、映えから「読ませる」へと転換したのは、初投稿から間もなくでした。

同行が運営する、お金についての知識を学べるWebメディア「Money VIVA」のダイジェストの掲載を主にし始め、集客に成功していったのです。

SMBC以外にも読ませることを意識したインスタアカウントは続々登場しています。

文字入りの写真を投稿するインスタマガジン「cocorone」が登場したり、著名人の格言をアップし続けるアカウントが人気になっています。

まとめ

以上のことが教えてくれるのは、映えで伝えられることには限界があるということです。

加えて、インスタのユーザーも写真を見るだけでは飽き足らなくなってきたのかもしれません。キレイな写真もいいけれど、役立ったりためになる情報もインスタから得たいと思っているのです。

読ませるインスタは、SMBCのように本体のメディアへと誘導するのもよいですし、雑誌のような文字入りの写真と長文のキャプションにするのもよいでしょう。

写真の良さで感動・共感を引き出すのもいいですが、見る方に何らかのベネフィットを与えるという視点で、投稿をおこなう時代が来ているのかもしれません。

紹介元:「三井住友銀行(SMBC)」公式(https://www.instagram.com/smbc_official/)、インスタマガジン「cocorone」公式(https://www.instagram.com/cocoronedays/

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