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Marketing columnマーケティングコラム

20.01.21

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自律感覚絶頂反応?!ASMRの流行から考える「シズル」の意味

綿棒で耳の中を掃除する音とか、キーボードのタイプ音とか。ちょっとマニアックな音が話題になっています。
これらを総称して「ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)」、ヘッドフォンで聴くと、まるで脳が直接刺激されるかのよう!「快感音」と訳されたりしますね。Youtubeで人気のASMR動画は3,000万回を超える再生回数になっていますし、日経トレンディの「2020年ヒット予測」でもASMRがランクイン、人々の関心が高まりつつあるのです。

ASMRに早くも乗っかった「湖池屋」公式

このASMR人気にいち早く反応したのが「湖池屋公式ツイッター」、昨年の3月に「湖池屋式ASMRキャンペーン」を告知しました。内容は投稿された3種類のスナック菓子を噛み砕くポリポリ音の中から、同社の「スコーン」のものを当てるというもので、1,000件以上の「いいね」と5,000件以上のリツイート、5万回近い再生回数を稼ぎました。

またASMRのTVCMを流したのはアメリカのビール会社「アンハイザー・ブッシュ」、爪でビール瓶をタップする、瓶がテーブルをすべるなど、自社製品に関連した微小な音にスポットを当てたCMを製作しました。放映されたのがスーパーボウルの枠だったこともあり、大きな話題になったのです。

流行りに乗ってみるのも一興では?

なぜASMRが注目を集めているのか?
快感を覚えるメカニズムは解明されていませんし、再生回数が多いASMR動画といえど聞いた人全員が気持ち良くなるわけでもありません。人気のASMR発信者には可愛い女性が多いことから、フェティシズムの一種じゃないの?という邪推も働きますが、ASMRが注目ならぬ注「耳」を集めているのは事実なのですから乗ってみるのも一興なのです。

肉が焼ける音、揚げ物を調理する音、包丁がキャベツを刻む音。たとえばレストランなら、これらの音をステレオマイクで収録してSNSで発信してみるのはいかがでしょうか。

音は想像力に大きく働きかけるもの。ヘッドフォンを通して聞こえるジュージューという音に、食欲を刺激される人はきっと多いことでしょう。

まとめ

ジュージューという音は英語で「sizzle」と表します。
旨そうとかリアル感があるといった意味合いで使われる「シズル」の語源で、インスタグラムでも「#シズル感」が付けられた投稿を見かけます。ならば文字通りのシズルをSNSを通して発信してしまえばいいのでは?と思うのです。

写真にシズル感を与えるためには照りを出したり、湯気を足したりと結構な苦労をするのですが、ジュージューという音を伝えるだけならば、それほどの苦労はないはずです。

同時に言葉を使い始めたホイラーが当初意図していた通り、シズルを「ベネフィット(=お客様が商品から得られるメリット)」という意味ととらえれば、SNSがシズルを伝えるのに適しているメディアであることに気がつきます。お客さんやスタッフの笑顔……音に限らずシズルをどんどん発信していこうではないですか!

参照元:湖池屋【公式】キャンペーンツイート(https://twitter.com/koikeya_cp/status/1106012067839000576
アンハイザー・ブッシュ「Michelob Ultra」 CM(https://www.youtube.com/watch?v=DB5hkjG19lQ

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