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21.07.08
マーケティング全般
Google、サードパーティcookie廃止を1年延期
2021年6月24日、GoogleはブラウザChromeにおけるサードパーティーCookie廃止に関する最新情報を公表。サードパティcookieの提供は当初2022年中に廃止が予定されていましたが約1年延期されることになりました。
サードパーティcookieとは?
サードパーティーcookieは個人の閲覧履歴などを蓄積したデータで、より効果的なターゲティング広告を実現するために開発されました。
これまでサードパーティーcookieはGoogleから他の広告プラットフォームへ提供されていましたが、個人情報保護の観点から2020年に廃止が発表されていました。
サードパーティcookie廃止で何が変わる?
Googleのサードパーティcookieを用いてターゲティングを行っている広告プラットフォームは、サードパーティcookie以外の方法で広告のターゲット精度を保つ必要があり、廃止にあたりサービス品質や代替技術の採用といった課題を抱えています。
なおGoogleではサードパーティーCookieの代わりに個人データを取得しないプライバシーサンドボックスをベースとするFLoC(Federated Learning of Cohorts)と呼ばれるAPIの提供を予定しています。
サードパーティcookie廃止までの流れ
サードパーティcookieの提供は段階的廃止が予定されています。まずテストが完了次第、2022年後半あたりにステージ1に移行。ステージ1ではパブリッシャーや広告会社のサービス移行期間として設けられており9ヶ月続くと予想されています。
2023年半ばに予定されているステージ2は3ヶ月が予想されており、サードパーティCookieサポートが段階的に廃止される予定となっています。
廃止に向けた詳細スケジュールは今後随時発表されていいくものと考えられますが、Google広告以外の広告プラットフォームを利用中の方はチェックしておきましょう。
参照元:Google japan blog(https://japan.googleblog.com/2021/06/cookie.html)