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21.07.29
マーケティング全般
SNS利用時間と利用率の推移
近年はコロナ禍による外出自粛などの影響により消費者の情報収集経路にも変化が起こりつつあります。そこで本日はGlossomが発表した「スマートフォンでの情報収集に関する定点調査2021」の一部を元に各SNSの利用時間と利用率の推移についてお伝えしていきます。
Facebookの利用時間と利用率の推移
Facebookの利用時間については10代と20代、50代が利用時間を伸ばす結果となりました。しかし、利用率については全年代で減少傾向であることから2021年は2020年と比べて既存のFacebookユーザーの稼働が上がったという状況がうかがい知れます。
Instagramの利用時間と利用率の推移
Instagramの利用時間と利用率については全年代で大きく伸びています。特に40代の利用時間は2020年と比べて約2倍、50代も1.5倍に増えているためライトユーザーの利用時間増加が想定されます。
Twitterの利用時間と利用率の推移
Twitterについては全年代で利用時間が微減、利用率については30代、40代が伸びる結果となりました。TwitterはほかのSNSと比べて情報の即時性に優れているためコロナ禍での情報収集ツールとして利用率が増加したものと考えられます。
TikTokの利用時間と利用率の推移
TikTokについては10代、20代の利用時間が低下しその他の年代が増加、利用率については全年代で伸びる結果となりました。TikTokは若年層向けという印象もありますが最近はビジネス利用も増えてきていることからユーザー層が拡大しているようです。
YouTube(無料版)の利用時間と利用率の推移
YouTube無料版の利用時間は20代と40代が増加傾向である一方、10代と50代が減少といういびつな結果となりました。また利用率についてはほぼ横ばいの傾向ですが30代が増加。リモートワークや残業が減った影響で利用する機会が増えたものと考えられます。
まとめ
スマートフォンの1日の平均利用時間は2020年「126.6分」から2021年「136.3分」と7.6%増加。そのうちSNSについては2020年「67.1分」から2021年「77.8分」15.9%も増加しています。新規・既存を問わずユーザーのSNS利用頻度が上がっている傾向はマーケティング戦略の参考にチェックしておきたいポイントです。
参照元:プレスリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000043425.html)