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21.12.07
工務店
「かわちゃん社長」に学ぶ!バズるツイートの作り方
あるツイートが話題になったのは、年末の大掃除が気になり出す11月半ばのことでした。
ツイートの主は埼玉県・住宅設備販売業「かわちゃん社長」さん。大きくひび割れたIHコンロの写真とともに「お願い押さないで!」という白抜きの文字が目をひきます。一体、IHコンロのガラストップに何が起こったというのでしょうか?
ツイートがバズって約1,000人のフォロワー増!
ツイートによると大掃除のころになると、毎年3件くらいIHコンロのガラストップ割れについて相談が寄せられるとか。ガラストップは強化ガラスとはいえ、強い力には弱いもの。たとえばレンジフード掃除の際に上に乗ると、カンタンにひび割れてしまうというのです。
そのツイートはショッキングな言葉で締めくくられます。「修理費6万円」……!!
このツイートは90件のコメントと2.3万件のリツイート、そして3.3万件の「いいね!」を生みました。
かわちゃん社長さんのTwitterのフォロワーは現在8,400人ほどですが、ツイートが話題になる前後で比較すると、約1,000人のフォロワー増が見られます。いかに反響が大きかったかがわかるでしょう。
バズるツイートのキーワードは「役に立つ」と「共感」
ツイートがバスった理由は、多くの方が「役に立つ」と感じたからです。
「大掃除も近いから、ガラストップの扱いに気を付けなくては」「みんなにも教えたい」こんな風に感じたから、大量の「いいね!」とリツイートが生み出されたのでしょう。
一方で「共感した」方も多かったようで、コメントには「アイアン製の鍋を落として割りました」「私は2回やっています」との声も。「役に立つ」と同様に「共感」もフォロワー増のための重要なキーワードです。
かわちゃん社長さんのTwitterに掲載されるのは、住宅設備販売の日ごろの出来事がほとんどです。話題のツイートも、同様のことは毎年3回くらい起こるといいますから、いつもの調子でつぶやいただけのことでしょう。
しかし思わぬバズりを呼び、フォロワー増を生み出しました。
つまり何らかのプロにとっての日常は、他の方にとっては非日常であり、役立ちや共感の素が潜んでいるのです。もちろんプロの日常といえど、常にバズりを生み出すことはできません。しかし日常をツイートし続けることで、思わぬ話題になることはあるのです。
まとめ
住まい・暮らしのノウハウをInstagramで伝えることは、フォロワー数を獲得するのに有効です。このことは住宅系インスタグラマーや工務店の例をあげ、今までに何度かお伝えしてきました。
そして、かわちゃん社長さんが教えてくれるのは、同じことはTwitterでも有効だということ。SNSでに日常を発信し続けるというのは、決して無駄ではないということです。
最後になりましたが、大掃除の際には皆さんガラストップにお気を付けを。
参照元:「かわちゃん社長」さんTwitter(https://twitter.com/kawaken1985)