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Marketing columnマーケティングコラム

22.05.17

工務店

「川地工務店」に学ぶ!地域・人とのつながりの作り方

以前ご紹介した「LONGWAY」は、ログハウスメーカー「BESSの家」の展示場です。そこには営業マンの姿はなく、コーチャーと呼ばれるスタッフがログハウスでの暮らしを伝えたり、イベントを開催したりしています。なぜ展示場で家を売らないのか?というと、ログハウス暮らしの楽しさを伝えた方が、来場者にアピールできると考えたからでしょう。

地域に根付くモデルハウスが大好評

「mintoハウス」という家を売らないモデルハウスが静かな話題です。
「mintoハウス」を運営しているのは、滋賀県彦根市にある「川地工務店」。新築やリフォームを手掛ける、創業80年近い老舗です。

mintoハウスでおこなわれているのはイベントです。料理教室や木工教室などが開催され、そこではセールスは一切ありません。

売らないことで売れているという事実

川地工務店がmintoハウスを地域に解放した理由は「家を建てることにより、幸せな暮らしを提供する」という、社長さんの考えを知ってほしかったからだとか。そしてmintoハウスの地域への開放に踏み切りました。幸せな暮らしのためには欠かせない、地域とのかかわりを築く場として、モデルハウスを利用して欲しいと考えたからです。

その結果、社長さんの考えが地域の方々に大いにアピールしたのでしょう。
地域でのボランティア活動が地元紙に取り上げられたこともあり、住宅の受注やリフォームの相談件数は飛躍的に伸びたといいます。

BESSの家と川地工務店の取り組みが似ているのは「売らないことで、売れている」ところです。BESSの家はログハウス暮らしの楽しさを伝えることを、川地工務店は地域との結びつきを強めることをおこない、それぞれ実績を伸ばしているところです。
 

まとめ

川地工務店の公式Instagramで、注目すべきは川地工務店のフォロー数がフォロワー数を上回っているところで、そこには地元彦根の顔ぶれが並びます。「こんなところにも地域とのかかわりを大切にする、川地工務店の姿勢が表れている!」というのは、決して言い過ぎではないはずです。

SNSは人々とのかかわりを作る・深めるためのツールです。川地工務店のようなInstagramの使い方は、SNS本来の目的にそっているということができると思うのですが、いかがでしょうか?

参照元:「川地工務店」公式Instagram(https://www.instagram.com/minto_house/)、公式HP(https://www.k-kawachi.com/

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