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Marketing columnマーケティングコラム

21.11.11

マーケティング全般

インターネット広告市場、2024年に1.5倍と予測

2021年11月2日、矢野経済研究所は「インターネット広告市場に関する調査を実施(2021年)」を発表。動画広告やAIなどの運用手法の発展により2024年には2020年の1.5倍にあたる約3.3兆円規模への成長が予測されています。

2020年度はコロナ禍で広告抑制もプラス成長

2020年度のインターネット広告費は新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や店舗の休業・営業時間短縮の影響により一時的な広告出稿の抑制がみられたものの、下期以降は回復しプラス成長を維持。

消費の回復や企業のDX化が急速に進んだものとみられ2020年度のインターネット広告市場規模は前年度比107.4%の2兆1,290億円となっています。

2021年度は約114.5%成長の予測

2021年度はEC市場や広告主企業のインターネット広告シフトで前年度比114.5%の2兆4,370億円まで拡大する見込みとなっています。

また2021年度は媒体の増加や動画広告市場が急成長しており、AIを活用した広告運用手法や通信環境の進展、デバイスの拡張などを背景に2024年には2020年度の1.5倍にあたる約3.3兆円規模への成長が予測されています。

動画広告に注目

2021年度は巣ごもり需要から動画広告が増加傾向に。YouTubeやTikTokなどの動画配信プラットフォームが急成長したことに加え動画広告の媒体が増えていることが主な要因と考えられます。

また5Gなど通信環境の進化により、動画コンテンツの提供速度やクオリティも充実。企業やサービスのブランド向上を目的とするブランド系広告主の出稿も増加し、TVerなどのコネクテッドTV広告市場も成長していることから、今後はデバイスを跨ぐユーザーが増え動画広告はさらに成長していくものと考えられます。

参照元:矢野経済研究所
(https://www.yanoict.com/summary/show/id/647)

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