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22.08.17
マーケティング全般
記事を早く書くコツとは?書けない原因も解説【Webライティング・ブログライター向け】
Webライティングで、誰もが一度は抱える悩み。
それは、文章がうまく書けないということです。
とりあえず筆をと思いパソコンに向かうものの、一向に進まないまま時間だけがすぎていく。
さらに納期がタイトだったり、今日中に終わらせないといけない仕事があるという状態で、調子が悪いから書けないというのは心身ともに辛いことですし、自分がライターにむいていないのではないかと不安で焦り、余計に書けなくなってしまうなんてこともよくあることです。
ライターとして安定して仕事をこなすために、短時間で文章を早く書き切りたい。
そしてそのためには、書けない原因を知り、書けるようになるための方法を新たに学ぶことが必要です。
そこで今回は、
「文章を早く書けるようになるためのライティングのコツ」を解説していきます。
Webライティングで「早く書けない」原因とは?
文章を書くのに時間がかかる原因として、文章の書き方・手順を知らずに、行き当たりばったりで書き進めていることが多くあります。
または、書き方を知っているものの、実際に書くときにはその方法を無視して、自己流で進めているなどです。
文章を書く手順を知り、その通りに書いていく。
まずはそこからはじめてみることが、より早く文章を書く技術を磨くための、近道ではないでしょうか。
ここからは、そんな基本的な文章の書き方の手順をステップごとに、解説していきます。
文章の書き方ステップ1.まずは何を書きたいのか?記事の内容(テーマ)を固める
まずは「誰に何を書くか」といった記事の根幹となるテーマを、執筆前に練っておくことが必要です。
ここで固めたテーマは、実際に文章を書いていくときに、途中で方向性がズレないためのいわばマップのようなものです。
このテーマを事前に決めてしまわず、「書きながら考えてしまう」と、途中まで進めてしっくりいかずまたはじめから書き直して振り出しにもどる…といった負のループに陥ってしまいます。
早く書こうとするならば、とりあえず筆を進めたいところではありますが、この事前準備が記事を効率的に早く書くために一番重要なことなので、絶対に抜けがないようにしましょう。
それでは次に、記事のテーマを考えるための手順に移ります。
テーマを固める①:ユーザーの悩みを書き出す
まずはターゲットとなるユーザー像をイメージします。
どんな悩みがあり、どんな職業の人に読者になってほしいのか、紙やテキストファイルに細かく人物像を書き出します。
想像で思い浮かべてもいいですが、おすすめは、身近にいる実在の人物をイメージすること。
身近にいる人であれば、より悩みの内容も、リアルで解像度の高いものになります。
テーマを固める②:ユーザーの悩みから、記事にできそうなものをピックアップ
書き出した中から、自分たちが持っているノウハウや知識で解決できそうな悩みをピックアップしていきます。
専門的な知識がないと解決できないような悩みであれば、競合サイトも減るため、記事の評価も上がりやすく検索順位にも好影響が出ます。
ありきたりな記事にならないように、自分たちの強みにマッチする悩みを掘り出していきましょう。
記事のアイデアを固める③:記事のテーマを練る
ピックアップした悩みを皮切りに、いよいよテーマ候補を書き出していきます。
テーマというと、抽象的でイメージしにくいかもしれませんが、要は「ユーザーの悩みに対して提供できる解決策は何か」を考えれば良いです。
例えばこの記事のように、「文章がうまく書けない」「筆がすぐ止まってしまう」という問題を抱える初心者のライターに向けて、文章が早く書けるようになるためにはどんな情報を与えてあげればいいのか考えるのです。
この与えるべき情報の部分が、記事のテーマになります。
ちなみに、興味関心も知識も薄い事柄を無理にテーマにしようとすると、結局書く内容に困り、ボツになる可能性が高いです。
そのため、自分が得意でこれは書ける!と自信のあるテーマを考えるようにしましょう。
ステップ2.基本の構成に当てはめて骨組みを作っていく=記事の流れを考える
テーマがまとまったら、次は文章全体の構成をつくります。
構成といっても、ブログで書かれるようなWebの記事は、「導入(リード文)」「本文(メインになる内容)」「まとめ(要約と最後に付け足したい情報)」といった3つの要素で構成されることがほとんどです。
この基本の構成に当てはめて、どんな流れで文章を書いていくか、骨組みを作っていきます。
基本の構成を解説します。
●導入(リード文)
読者が最初に目を通す箇所。
導入部分では「この記事を読むとどんな得があるのか?」が明確に、そして簡潔に伝わるように書くことが重要。
さらっと読みやすい短文でシンプルな文章を心がけ、先に読み進めたいと読者の興味をそそるようなフレーズを含めます。
●本文(メインになる内容)
記事の中核で、文章量の一番多い箇所です。
ある程度の文章ごとに見出しで区切ります。
見出しを設置することで、読者が疲れず読み進めていけますし、知っている部分は読み飛ばして、欲しい情報が書いてある箇所まで一目で飛べるように誘導できます。
見出しはSEOにも関係するため、必須事項として組み込むようにしましょう。
●まとめ(要約と最後に付け足したい情報)
この記事の要約を最後にまとめます。
または、ここで最後にひと押し付け加えたいことを書き記したり、商品ページや問い合わせページ、別記事へのリンクなど、サイト内の回遊を促したりします。
この部分の見出しに「まとめ」とだけ書く人が多いですが、「まとめ」をわざわざ読む読者は少ないため、読んでもらえるような見出し文を考えて付けるようにしましょう。
ステップ3.構成に沿って書き切る
実際に構成に沿って文章を書いていきます。
この段階では完璧な文章を目指そうとはせず、まずは盛り込みたいことを、構成に沿って漏れなく書くことが大切です。
文章の言い回しや単語選びについては時間をかけないようにします。
ここで満足いく文章がかけたら、いよいよ文章を磨いていくステップに入ります。
ステップ4.3で書いた文章を校正
3で書ききった文章を、1ブロックずつ細かく編集・肉付けしていく作業です。
具体的には、以下のことをチェックし編集していきます。
・テーマに関係のない余分の情報、あってもなくてもいい接続詞や副詞があれば消す。
・長い文章(目安60文字以上)はできるだけ2文に区切る
・最後まで読者に読み進めてもらえるような文章構成になっているか?
・読んでいて引っかかる箇所はないか?説明不足なところがないか?
・テンポよく読めるか?
また、書いてある内容にボリュームがあったとしても、根拠のない不確かな情報が多かったり、執筆者やサイト運営元の詳細が不明瞭だと、「これが本当に正しい情報なのか?」と読者が疑いをかけてしまう場合もあります。
ですので、
・数値や実績、経験などを積極的に記載する
・会社名や執筆者の肩書きなどを記事の最後に書き記す
など、文章事態の説得力を出すようにすることもポイントの1つです。
関連記事:【 SEO対策 】Googleが重要視するEATとは?ライティングで必要な3つのポイント
https://shintairiku.jp/blog/web-writing/15187.html
最後に:ふと頭に浮かんだフレーズやアイデアは、メモに残しておく
今回は文章をいかに早く書けるようにするか、その方法と書き方の手順をご紹介しました。
そのなかでも「読者像とテーマをしっかり考えておく」といった事前準備は、うまく早く記事を書く上でより重要なポイントです。
普段から書いてみたいテーマや文章作成の参考になりそうなネタをメモしておくこと。
その意識がけが、いざ記事を書くという時に、大いに役立ちます。
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