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Marketing columnマーケティングコラム

21.09.21

不動産

同業他社と差別化する方法。東京建物・ブルーモワInstagramに学ぶ!

企業の生き残りに欠かせないのは、同業他社との差別化です。

そのために必要なのは、自社を見つめて他社との違いを明らかにすること。そしてSNSなどで、外部に発信していくのです。なのに競合他社と、同じような写真が並んでしまう。「わかってはいるけど……」と、頭を抱えておられる方も、多いことでしょう。

異業種のInstagramを参考にする

たとえば不動産会社・東京建物が運営する「ブルーモワ」のInstagramは、まるで家具店や雑貨店のよう。

投稿されている写真だけでは、不動産会社が運営していることに気づくことはないでしょう。ブルーモワはそれぞれのお客様に合った住まいを作ることを目的に活動しており、分譲マンションのモデルルームなどのコーディネイトを手がけています。

結果、手がけた物件丸ごとわかる「引き」の写真ではなく、インテリアや雑貨に「寄った」写真ばかりになり、差別化に成功しています。

同業他社の投稿を参考にしていては、このような写真にはならなかったでしょう。

写真そのものだけでなく投稿方法でも差別化を狙う

写真だけでなく、投稿自体にも工夫が見えます。

カメラの縦・横位置を活かしたものになっており、縦位置の次は横位置とリズム感をもって投稿されています。このことも、同業他社との差別化に有効に働いています。

参考までに、同じ東京建物の分譲マンション「ブリリア」の公式instagramもご覧ください。建築・不動産のInstagramのお手本のような写真が並んでおり見事なのですが、同業他社との差別化という点では、ブルーモワの方が成功しているといえるでしょう。

結果、ブルーモワのInstagramのフォロワーは8,000人ほど。住宅・不動産業界のInstagramとしては、決して多くはありません。しかし、着目すべきは「いいね」の件数が多いこと。ほとんどの投稿に100件以上、多いものなら300件以上も集まっているのです。

まとめ

ブルーモワ公式Instagramの投稿は、まるで家具店や雑貨店のよう。同業他社のものとは、一線を画したものとなっています。そして、得られたのはエンゲージメント率の高さ。関心・共感を得ていることがわかるのです。

技術やノウハウ、商品、サービス……何でもよいのですが、同業他社と比較して、何らかの秀でた点がなければ生き残りは難しくなるのは、ご存じのとおりです。ならばSNSで秀でてみるのはいかがでしょうか?そのために異業種のSNSを参考にするのは、良い方法だと思うのです。

参照元:「東京建物ブルーモワ」公式アカウント(https://www.instagram.com/brillia_bloomoi)、「東京建物ブリリア」公式アカウント(https://www.instagram.com/brillia.official

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