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Marketing columnマーケティングコラム

23.04.27

工務店

【工務店向け】WEB広告の始め方を解説!成功に繋げるポイント

集客に課題を抱える工務店の経営者やマーケティング担当者の中には、Web広告を始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

Web広告はリスティング広告をはじめ、SNS広告、ポータルサイトへの出稿などさまざまな種類があり、目的やターゲットによって活用すべき手法が異なります。

この記事では、工務店がWeb広告を始める際のポイントや種類、そして始め方について解説していきます。

集客に問題を抱える工務店の方はもちろん、新規顧客獲得に興味がある方も、ぜひ参考にしてください。

全国600社以上の工務店・ハウスメーカー・住宅会社様の「Webでの集客アップ」のお手伝いをしている株式会社新大陸が執筆しています。

三谷 公一

プロデューサー

三谷 公一

ローカルエリアでのブランディングから戦略を考えることを得意としている。 クライアントサポートの実務を行いながら、新大陸の経営マネジメントに参画。 現場とマネージャー視点を持ち、クライアントのマーケティング施策のPDCAを確実に回すことが強み。 企業のマーケティング力を着実に上げていき、共に成果を喜べる体制づくりのサポートを目指す。

工務店がWeb広告を始めるべき理由

近年、インターネットを通じて情報収集をする人が増えてきており、工務店もWeb広告を活用することで、多くの人々にアプローチすることができます。

工務店がWeb広告を始めるべき理由として、以下の3つの項目があげられます。

  • 初期費用が抑えられる
  • 広告効果が測定できる
  • ブランド認知度を高めることができる

以下で詳しく解説していきます。

初期費用が抑えられる

Web広告は、成果報酬型広告や入札型広告など、さまざまな課金方式が用意されているため、初期費用を抑えながら広告配信を行うことができます。

例えば、成果報酬型広告では、広告がクリックや購入などの成果をもたらした場合にのみ課金されるため、広告の効果が確実に得られた場合にのみ費用が発生します。

また、入札型広告では、予算を設定して競り合いながら広告を配信するので、広告費用を調整することができます。

ただし、効果的な広告配信を行うためには、ターゲット層の選定や広告制作など、多くの作業が必要となるため、適切な対策を講じた上で広告配信を行うことが重要です。

広告効果が測定できる

Web広告には、広告配信のたびに広告の成果が計測できるアクセス解析機能があります。

アクセス解析では、閲覧回数・クリック数・商品購入回数などのデータを取得して分析することが可能です。

Web広告は分析したデータに基いて、それぞれの施策をリアルタイムで効果測定をすることができるため、効果が得られやすいという特徴があります。

また、コンバージョン率や離脱率といった指標を定期的にチェックして、改善点を洗い出すことで、広告配信の効果をさらに向上させることができます。

ブランド認知度を高めることができる

Web広告は、多くの人々が利用する検索エンジンやSNSなどのプラットフォームで配信されるため、ブランドの認知度を高めることができます。

キーワードに連動して広告を表示するリスティング広告では、関心度の高い人々を狙って広告を出せるので、コンバージョンに繋がりやすいという特徴があります。

また、SNS広告ではユーザーの属性や行動履歴に基づいた広告配信ができるため、より細分化したターゲット層にアプローチすることができます。

このように、Web広告はターゲット層に合わせた訴求ができるという特徴を持ち、これらを上手く活用することで、効率よくブランド認知度を高めることができます。

そもそもWeb広告とは?どんな種類があるの?

Web広告とは、インターネット上に掲載されている広告のことを指し、工務店の集客において、欠かせない手法のひとつになっています。工務店の集客に利用される代表的なWeb広告として、以下の3つがあげられます。

  • リスティング広告:Googleなどの検索エンジンの検索結果ページ上に表示される広告
  • SNS広告:FacebookやInstagramなどのソーシャルメディア上に表示される広告
  • ポータルサイトへの出稿:各業界のポータルサイトに出稿・掲載される広告

これらの種類の広告は、それぞれ異なる特徴を持っており、広告を配信するターゲットの属性や興味に合わせて配信することで、高い集客効果を期待できます。リスティング広告、SNS広告、ポータルサイト出稿などの特徴については、後ほど詳しくご紹介します。

Web広告を始めるためにはホームページが必須

工務店の集客に役立つWeb広告をご紹介する前に、Web広告を始めるに必須となる自社のホームページの必要性について解説します。Web広告を始めるにあたって、自社のホームページが必要な理由は以下の3つとなります。

  • ホームページを通じた集客が可能
  • 広告目的に合わせたランディングページを用意できる
  • 工務店の情報をアピールできる

ホームページを用意することで、検索エンジンからのアクセスや、SNSからのアクセスなど、さまざまな方法で集客することが可能です。

ホームページに、広告目的に合わせたコンテンツページを作成して広告と連動させることで、ユーザーをそのページへ導くことができ、広告効果を高めることができます。

さらに、会社概要や事業内容、実績などを掲載することで、ユーザーに工務店の信頼性をアピールすることもできます。

以上のように、自社ホームページは集客や企業の情報発信に大きな役割を果たすため、Web広告を始める際には、あらかじめ用意しておくことが必要になります。

【工務店向け】集客に役立つWeb広告の種類

工務店の集客に利用される代表的なWeb広告である、リスティング広告・SNS広告・ポータルサイトへの出稿について、詳しく解説していきます。

ご紹介する3種類のWeb広告は、異なる特徴を持っているため、目的に合った適切な広告を選択することが重要です。

リスティング広告

リスティング広告とは検索連動型広告とも呼ばれ、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果ページに表示される広告です。

ユーザーが検索を行った際に、入力したキーワードに関連する広告が表示される仕組みになっています。リスティング広告では、オークション方式によってキーワードを購入し、入札額に応じて広告の表示順位が決定されるという特徴があります。

また、リスティング広告は、検索ユーザーが求める情報を正確に捉えることができるため、ターゲティングの精度が高く、適切な運用を行うことで高い投資対効果(ROI)が期待できます。

リスティング広告の運用では、自社のビジネス戦略に合わせて、適切なキーワード選定や広告制作を行い、効果的な配信を実現することが求められます。

SNS広告

SNS広告とは、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)上で配信される広告のことを指します。代表的なSNS広告として、Facebook広告・Instagram広告・Twitter広告・LINE広告があげられます。

以下で詳しく解説していきます。

Facebook広告

Facebook広告は、Facebook上のフィードやストーリーズに出稿・表示されるSNS広告です。Facebookは世界中で利用されるSNSの中でも最大手サービスのひとつであり、広告主にとっては非常に魅力的な広告媒体と言えます。

ターゲット層の設定には、年齢、性別、居住地域、興味関心、行動履歴などを活用することができます。

そのため、訴求したいターゲット層に対して的確なアプローチが可能で、広告の精度が高いとされています。

幅広い年齢層のユーザーが利用しているため、広告の設定によってはさまざまなターゲット層にアプローチすることができるでしょう。

Instagram広告

Instagram広告は、主にタイムラインやストーリーズ、IGTVなどに写真や動画形式で出稿できる広告です。特に1020代から30代を中心に高い利用率を誇っているため、若年層にアプローチしたい広告主にとって魅力的な広告媒体と言えます。

Instagram広告の特徴として、写真や動画を中心に投稿されるSNSなので、広告主が訴求する商品やサービスを、静止画や動画などを使ってのビジュアルを軸にして伝えることが求められます。

住宅購入を検討している若い世代は、Instagramを利用して情報収集する割合も高いため、問い合わせや申し込みなどのコンバージョンに繋げやすい媒体のひとつとされています。

Twitter広告

Twitter広告とは、Twitter上のタイムラインや検索結果に広告を掲載・表示することができるサービスです。

Twitterは、ニュースやトレンド情報を中心に情報が発信されるため、関連するキーワードに広告を設定することで、リアルタイムなアプローチが可能となります。

Twitter広告は、テキストベースのサービスであるため、短い文章で効果的な広告を配信することが求められます。配信頻度が高いため、多くのユーザーに広告が表示されますが、配信頻度の高さは広告主にとっては魅力である反面、ユーザーには迷惑と思われることもあります。

そのため、Twitter広告を運用する場合は、適切な配信タイミングや表示頻度、広告内容などにも十分に配慮する必要があります。

LINE広告

LINE広告は、日本をはじめとするアジア地域で高い人気を誇るコミュニケーションアプリ「LINE」上で配信される運用型広告です。

9,300万人を超えるユーザーが日常的に利用しているため、広告主にとっては非常に有望な広告媒体となっています。

LINE広告の配信形式には、トーク広告・タイムライン広告・ライン公式アカウント広告の3種類が存在します。広告の表示形式が多彩で、テキスト・画像・動画・スタンプなどを活用して、訴求効果の高い広告を打ち出すことができます。

ポータルサイトへの出稿

ポータルサイトは、多数のコンテンツや情報を提供するWebサイトであり、インターネットを利用する多くのユーザーが訪れる場所です。ニュース、天気予報、エンタメ、ショッピング、メール、掲示板など、様々なジャンルのコンテンツがあり、多様な属性や年齢層のユーザーに向けたコンテンツが揃っています。

広告を多くのユーザーに見てもらえるため、問い合わせや資料請求などのコンバージョンにつながりやすいとされています。ポータルサイトへの出稿においては、広告のデザインやコピーライティングを工夫して、ユーザーの興味を引きつけるようなクリエイティブな広告にすることが求められます。

また、広告と自社ホームページを連動させることで、購入意欲の高い見込み客を集めることができます。

工務店のweb広告を成功させるポイント

工務店のWeb広告を成功させるには、以下の2つポイントをおさえることが重要です。

  • Web広告・アナログ集客・サービスの訴求を統一する
  • マーケティングの基本をおさえる

以下で詳しく解説していきます。

Web広告・アナログ集客・サービスの訴求を統一する

工務店がWeb広告を始める場合は、アナログ集客の内容やサービス内容とWeb広告の訴求内容を統一することが重要です。

もし、Web広告の訴求内容がアナログ集客と異なる場合、ホームページを訪れたユーザーは想像と違うものが表示されるため、落胆してページから離脱してしまうことがあります。

Web広告とアナログ集客の訴求内容を統一すると、ユーザーの期待を裏切らずに、工務店に対してより好意的な印象を持ち、興味や関心を高められるでしょう。

以上のように、工務店のブランドイメージを統一し、消費者の期待に応えることが、Web集客の成功につながります。

マーケティングの基本をおさえ実践しよう

Web広告の運営において、マーケティングの基本をおさえ実践することは、成功につながる重要なポイントのひとつです。

マーケティングとは、顧客に商品やサービスを提供するための戦略的なアプローチであり、顧客のニーズや要求を理解して、それに合ったものを提供することが目的です。

マーケティングの基本として、以下のような施策があげられます。

  • ターゲット層の特定:自社サービスを必要とする顧客層の設定
  • ウェブサイトの最適化:上位表示化、ユーザビリティの向上など
  • メールマーケティング:顧客に向けたお役立ち情報やお得情報の定期的な発信
  • コンテンツの品質向上:自社ホームページで紹介するコンテンツページの品質向上

工務店のWeb集客を成功させるには、基本的なマーケティング施策を忠実に実践し、顧客のニーズや要求に合致する、商品やサービスを提供することが大前提となります。

工務店におけるWeb広告の始め方

人々が手軽にインターネットを通して情報にアクセスできるようになった現代では、Web広告の重要性が益々高まっています。

ここからは、工務店がWeb広告を始める4つの方法について、詳しくご紹介していきます。

現状を分析して商品・サービスの強みを理解する

Web広告を始める前に、まずは、自社の商品・サービスをしっかりと理解し、どのような強みがあるのかを把握することが大切です。

強みを知ることで、他社との差別化ができ、Web広告でアピールするポイントや改善すべき点が明確になります。

現状を客観的に分析して、強みを正確に理解し、それを伝える広告運用ができれば、自然とコンバージョン率も増えていくでしょう。

ターゲット層・ペルソナを明確にする

ターゲット層・ペルソナを明確にすることで、どのような人たちに向けて広告を出すべきかが明確になり、効率的な広告運用が可能になります。具体的には、どのようなステータスの人々が工務店の商品・サービスを求めているのか把握し、その人たちのニーズを分析します。

例えば、中高年層をターゲットにする場合、落ち着いた色合いやシンプルなデザインが好まれます。若年層をターゲットにする場合、目を引くカラフルでポップなデザインを採用した広告が効果的である場合があります。

このように、ターゲット層とペルソナを明確にして、広告のデザインやコピーの内容なども最適化することができれば、より効果的な広告運用が可能になります。

広告で打ち出すコンセプトを明確にする

Web広告を行うにあたり、広告で伝えたいメッセージやコンセプトを明確にすることは非常に重要です。

例えば、無垢材に強みを持つ工務店であるとコンセプトを掲げた場合、無垢材を好む木造住宅を希望している見込み客にアピールできます。

何を重視しているのか、どのようなこだわりがあるのかを明確にすることで、ターゲット層が求める価値や魅力を伝えられるでしょう。

ただし、一般的なメッセージを掲載するだけでは他社との差別化ができず、ターゲット層にアピールできないため、キャッチコピーや画像などに工夫をこらすことが大切になります。

工務店集客の実績がある代理店に依頼する

工務店は自社でWeb広告を行うこともできますが、広告の効果を最大限に引き出すためには代理店の協力を得ることがおすすめです。

代理店には、工務店集客の実績があるプロが在籍しているため、的確な広告戦略を提案してくれます。

また、広告運用や効果の測定も代理店が行うため、工務店側は通常業務に専念することができます。

代理店の選定にあたっては、自社のビジネスに合わせた経験や専門知識を持っているか、ターゲット層に精通しているかなどのポイントを確認して、適切な代理店を選びましょう。

まとめ

この記事では、工務店がWeb広告を始める際のポイントや種類、そして始め方について解説しました。

工務店がWeb広告を始めるべき理由として、インターネットの利用率が高まっていることや、競合他社との差別化、より広い地域へのアプローチが挙げられます。Web広告を始める際には、自社ホームページと商品・サービスを紹介するコンテンツページを作成して、広告効果の最大化を図ることも重要です。

自社でWeb広告を運用することが難しい場合は、専門知識を持つ代理店に依頼することで、効果的な広告運用を実現することができます。

Web広告を活用し、より多くのお客様に工務店のサービスを知っていただくことができるよう、積極的に取り組んでいきましょう。

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最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。

 

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