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19.10.24
マーケティング全般
日本マーケティング本 大賞2019、発表!
2019年10月20日、日本マーケティング学会は1年間に日本で出版されたマーケティング書籍の中から学会員の投票形式で選出する「日本マーケティング本大賞2019」を発表しました。
マーケティング関連の本を探しているけども何から読もうか迷ってしまうという方はぜひ参考にしてみてください!
準大賞 「マーケティング・リサーチのわな:嫌いだけれど買う人たちの研究」
古川 一郎、有斐閣、2018年12月刊行
「マーケティング・リサーチのわな:嫌いだけれど買う人たちの研究」は、マーケティング・リサーチの分野に関する書籍。反日感情の高い中国の消費者が日本製品を購入するという矛盾を例に定量分析でその根拠が述べられています。
AIを駆使したビッグデータ解析が注目されている今、改めてデータやリサーチについては勉強しておきたいところですね。
準大賞「右脳思考」
内田 和成、東洋経済新報社、2018年12月刊行
「右脳思考」はロジカルシンキングと感情の関連性をチャートで表しコミュニケーションの手法として解説している書籍です。ビジネスの現場で「ロジックは正しいけれども共感できない」という経験をされたことがある方も多いと思いますが、その場合の対応についても示されています。
ロジカルシンキングに加えて感情も捉えるという観点からの学びでビジネス思考を鍛えられそうです!
大賞「1からのデジタル・マーケティング」
西川 英彦・澁谷 覚(編著)、碩学舎、2019年2月刊行
「1からのデジタル・マーケティング」はデジタルマーケティングの基礎を学べる書籍。概論だけでなく事例をセットにしながら用語解説も多く含まれているため実務的な要素も兼ね備えた一冊です。
デジタルマーケティングというと定義があいまいで「どこから勉強していいかわからない」という方も多いと思いますが、デジタルに固執せずマーケティングの中の一つの手法として捉えていくことで理解が深まりやすくなります。
まとめ
インターネットの世界は理論も大事ですが、実務や実体験によってスキルが身につくという側面もあります。本日紹介した書籍はいずれも実務に活かせるという評価が多く含まれていたため、マーケティングの現場で仕事をしている方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
日本マーケティング学会