Marketing columnマーケティングコラム
- トップページ>
- マーケティングコラム>
- 注文住宅の集客とインスタグラムの相性はいい!工務店マーケに活かすポイントを解説します
22.12.23
工務店
注文住宅の集客とインスタグラムの相性はいい!工務店マーケに活かすポイントを解説します
この記事は工務店様において「インスタグラムの公式アカウントの活用方法を知りたい、フォロワーを増やしたいという方」向けの記事となります。
全国500社以上の工務店・ハウスメーカー・住宅会社様の「Webでの集客アップ」のお手伝いをしている株式会社新大陸が執筆しています。
注文住宅の集客活動をインターネットやWeb広告、SNSを活用して行こうと考える工務店が増えています。
まずはじめに申し上げておきたいのが、多くの工務店様の支援をさせていただいている私たちの経験から、注文住宅とインスタグラムは非常に相性が良いということです。
本記事ではなぜ工務店の注文住宅とインスタグラムの相性が良いのか、運用するにあたってどのように進めていくべきか、また運用を始めている工務店様に必見の運用のコツをお伝えできればと思います。
全国600社以上の工務店・ハウスメーカー・住宅会社様の「Webでの集客アップ」のお手伝いをしている株式会社新大陸が執筆しています。
なぜ注文住宅の集客とインスタグラムは相性がいいのか
自社の注文住宅をインターネット集客するにあたり、PRのためにインスタグラムは無くてはならない集客媒体といえます。
なぜ私たちがここまでインスタグラムの活用を推すのかその理由について詳しく解説します。
おしゃれな家をみてファンになる
そもそもインスタグラムは写真や動画を投稿する媒体なので、「おしゃれ」「かわいい」「かっこいい」といった見た目の訴求がユーザーに刺さりやすいという特徴があります。
注文住宅に限らず、女性やファッション、家具など、おしゃれな投稿にはたくさんの「いいね」がついて多くのフォロワー(ファン)を獲得することが可能です。
「おしゃれなモデルハウス」や「施主のこだわりが詰まった注文物件」など、工務店はインスタグラムが求めるコンテンツになる素材を多く抱えているのではないでしょうか。映えそうな写真をストックしていない工務店様は、これから写真の撮影についても取り組んでいきましょう。
その写真や情報をインスタグラムで上手に発信すれば、ユーザーから見つけてもらいファンに育てていくという好循環を作ることに繋がります。
ホームページとの回遊にも活用できる
インスタグラムでの集客というと、インスタグラムから入ってインスタグラムで完結するようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。
実際はホームページからインスタグラムへ事例を見に行く、またその逆も多いというのがユーザーの実態です。
工務店のことを住宅情報誌や展示場、人づてに知った人が、ホームページをご覧になって、「もっと事例を知りたい」「どんな家を作っているのか知りたい」という思いから自社のインスタグラムを見に行くという動線も多いのです。
ユーザーの回遊は見込み客の育成に効果的でもあり、お問い合わせの増加に繋がります。
ユーザーの声を集めたり、直接コミュニケーションを図ることも可能
インスタグラムは投稿写真にコメントを残す機能やインスタグラムからダイレクトメールを送る機能があり、工務店のマーケティングにも活用できます。
ストーリ−を使ってユーザーにアンケートを取ったり、DMを受け付けたりすることでまだ来場していない、見込み客との接点としての使い方も可能です。
また投稿に対するコメントは自社からも送ることが出来るため、ユーザーに対して丁寧な業者であるとか信頼できる業者として認知してもらうイメージアップにも繋がります。
自社を知らない見込み客に見つけて貰える
インスタグラムの投稿写真にはトピックとなるハッシュタグに加えて、位置情報を付与することもできます。
投稿の際に物件写真にハッシュタグや位置情報をあわせて付与することで、ハッシュタグや位置情報から検索する地元のユーザーに自社の投稿を見つけてもらうことができます。
検索エンジンを使わないユーザーにも情報を発信できる
インスタグラムに物件写真を投稿することで、普段Googleなどの検索エンジンを使わない方にも自社の情報を伝えることが可能です。
若い世代を中心に何かを調べるときにGoogleやYahoo!ではなく、インスタグラムだけを使うというユーザーも増えている現状もあります。
自社のホームページに来てもらう検索対策が通用しないため、インスタグラムの攻略はこうした若い層からのお問い合わせの可能性も広がります。
インスタグラムを集客に活かす5つのポイント
インスタグラムの運用において、やみくもに投稿を続けていてもフォロワーは増えず、良いねや問い合わせの獲得にも繋がりません。
フォロワーを集めて集客効果を高めるポイントについて、5つの視点からご紹介させていただきます。
プロフィールは重要!しっかりと自社の情報を記載
インスタグラムの自社アカウントのプロフィールは、150文字という文字数の制限いっぱい使うつもりで、自社のアピールや住所、電話番号などを漏れなく埋めるようにしましょう。
またユーザーは意外とプロフィール画像も見ています。会社のロゴや物件写真などにしがちですが、覚えてもらいやすい専用のアイコンを制作して利用するのもおすすめです。ユーザーに記憶される、初めて見たユーザーが想像できるアイコンをイメージして作ると効果的です。
さらに細かい話になりますが、プロフィールは、文章で長々と書くのではなく、ぱっと見て伝わる1行ずつ箇条書きでまとめると読まれやすいです。
ハッシュタグを活用した検索対策
ハッシュタグは、使うキーワードによって投稿数に大きな差があります。
だからといって、ボリュームの大きいキーワードさえ使っていればと良いというわけではありません。フォロワーが少ないうちはフォロワーの多いアカウントの影に隠れてユーザーの目に止まらないことも考えられます。
投稿数が多いハッシュタグ
例 #新築 #注文住宅 #工務店がつくる家
投稿率が低いハッシュタグ
例)#工務店だから作れる家 #新築外観 #注文住宅キッチン
こうした投稿率の低いハッシュタグも織り交ぜながら、両方のハッシュタグをうまく組み合わせて投稿することが重要です。
インスタ映えするインパクトのある写真を使う
インスタグラムは比較的色味がはっきりしたインパクトのある写真のほうが人気があります。日没前のような暗い色味の写真だと、他の写真とのコントラストの影響もありより暗い地味な写真に見えてしまいます。
写真撮影の段階から、できるだけ「インスタ映えする写真を撮影する」という意識で撮っていれば、あとから加工する手間も省けます。
ユーザーが「この家に住んでみたい」「こんな感じで家を作りたい」といった憧れや理想を見せてあげることで、その後のお問い合わせやイベント参加といった行動につなげることができます。
「こだわりのポイント」であったり「アピールポイント」などがある場合も同様に、遠目のぼんやりした画像ではなく、一目でわかるように画面いっぱいに映るような見せ方のほうがユーザーに刺さりやすいといえます。
動画やストーリーも活用する
動画やストーリー機能も積極的に活用することで、より多くのファンを増やすきっかけになります。動画を使って新築を案内したり、実際に建築している現場の様子を見せるなど、アカウントの方向性によって様々な使い方が考えられます。
注文住宅を使った投稿として「新築物件・リノベーション物件の紹介動画」や「各部屋のインテリアを見せるもの」「リノベーションの前後を見せる動画」などが考えられます。
Instagramを効果的に活用している事例5選
Instagramを上手く活用している工務店のアカウントを見てみましょう。写真の撮り方や伝え方など、自社の投稿の参考になるアイデアが見つかるかもしれません。
1.北洲ハウジング
Instagram:@hokushu_
北洲ハウジングのInstagramは、家の中の写真がとてもきれいに撮られています。外観よりも内観の写真が多く掲載されているのが特徴です。
また、1級建築士の開設動画が掲載されているのも、フォロワーが多くなるポイントといえるでしょう。
ハッシュタグは、住宅展示場や注文住宅といったものだけでなく、アイランドキッチンや子供部屋など検索される言葉の多くを使用しています。
2.アーチ[ARRCH]
Instagram:@arrch_house
フォロワーが1.5万人のアーチ[ARRCH]は、浜松/磐田/湖西の工務店です。
写真の多くにはわかりやすく大きな見出しが付けられています。吹き抜けのあるリビングや子供の動きやすい動線など、マイホームを建てるときに気になる見出しが多くあるのが特徴です。
ハッシュタグには外観デザインやデザイン住宅など、デザインを強調するものが多く使われています。
3.アーキハウス一級建築士事務所
Instagram:@archihouse_kumamoto
アーキハウス一級建築士事務所のInstagramには、フォロワーが1.1万人います。
デザイナー住宅やデザイン住宅などを強調するハッシュタグが入れられています。
また、家族の姿がある写真が多くあり、「こんな家に住んでみたい」と思わせてくれる点が特徴です。
4.EXCEED HOME
Instagram:@exceedhome
EXCEED HOMEは、山形の工務店です。ハッシュタグにはガレージのある家、というものが多く見かけられます。
写真にもカーポートのあるものが多く、文字も「開放的なカーポートのあるお家」となっていて、ピンポイントでカーポートを作りたいならここ、と思わせてくれます。
5.新和建設
Instagram:@sinwanet
愛知、岐阜の注文住宅で、フォロワーが1.3万人いるのが新和建設です。
写真にはどのような家なのか、といった見出しが入っているものが多くあります。
また、ハッシュタグには愛知の人とつながりたい、愛知の工務店など地域名が入っているものが多いのが特徴といえるでしょう。
参考になるインスタグラム投稿のアイデア5選
ここでは、参考になるInstagramの投稿のアイデアを5つ紹介します。どのようなアイデアがあるのかをチェックし、ぜひ投稿の際に役立ててみてください。
自社が施工した住宅の内外装投稿
Instagramに投稿するためには、自社が施工したおしゃれな住宅の内外装の写真が必要です。
なぜなら、Instagramの投稿を見た人が、「こんな家を建てて欲しい」と思ってくれるからです。
どのような家を建てられるのかをアピールすることで、顧客獲得ができるのではないでしょうか。
自社の強みや特徴が分かるまとめ投稿
自社の強みや特徴がひと目でわかる写真をまとめ投稿することも効果的です。
たとえば、ガレージが得意ならどのようなガレージを作成したのかをまとめて投稿したり、リビングに自信があるなら、リビングをまとめて投稿したりといったようにすると、マイホームにこだわりたい人へのアピールになります。
社員・職人などの雰囲気が伝わる投稿
社員・職人などの雰囲気・ひとけが伝わる投稿を追加すると、建てている人の顔が見えるので、お客さんも安心してくれるでしょう。
社員や職人のちょっとした趣味や日課を書いておくと、より親近感を持ってもらえるのではないでしょうか。
住宅選びや依頼に役立つノウハウ投稿
住宅選びや依頼に役立つノウハウ投稿も、マイホームを建てたいと考えている人の役に立ちます。
特に住宅選びは重要で、どのように選べばいいかわからないという人も少なくありません。そのため、ポイントやちょっとしたノウハウを投稿することで、お客さんの心をつかむことができます。
展示会やイベントに関する投稿
展示会やイベントに関する投稿をしておくと、展示会やイベントを認知して来場するきっかけになります。
とくに、展示会やイベントにお客さんを誘致したいと考えているなら、日時をきちんと記載し、来場することで得られる特典なども記載しておきましょう。
Instagramを見たことを伝えると特典が得られると、お客さんの心をよりつかむことができるでしょう。
展示会やイベントの案内をInstagramで手に入れられると、お客さんも来場しやすくなります。
まとめ
注文住宅や工務店のインターネット集客において、インスタグラムの活用は非常に重要です。
しかも工務店は家を建てたりリフォームを行うたびに写真を撮れる機会がありますので、コンテンツのネタには困らないはずです。
インスタグラムで自社が手掛ける住まいの写真をアピールすることで、自社を知らなかった方も含めて新しいファンや見込み客を獲得する可能性も十分にあります。
インスタグラムで成功しているアカウントは、しっかりとコンセプトを固めた上でそれに沿って地道に投稿を続けてフォロワーを獲得しています。
インスタグラムを使って何を見せたいのか
どんなターゲットを獲得したいか
投稿内容やペース、改善は誰がどうやって進めるのか
これらをしっかりと設計して取り組むことで時間と費用を効率的に活用できます。ただ作るのではなく、その先の運用や改善を見据えたインスタグラム運用に取り組んでいきましょう。
新大陸では、Web集客に悩む工務店様向けに、お客様の社外Webマーケティング部として トリプルメディア(SNS、ホームページ、Web広告)運用を総合的に支援しています。
年間戦略表策定などのマーケティング戦略立案、コンサルティングといった経営面でのサポートからコンテンツの企画・制作、アカウントの管理といった実務まで、最先端のWebマーケティングを全国各地のお客様へ提供しています。
例えば、弊社では【ホームページ対策 ✕ SNS対策 ✕ Web広告】の相乗効果を狙った集客により見込み客の獲得とあなたの会社のファンを増やし、成約数を増やしWeb集客の成功に導くトリプルメディアマーケティングをご提供しています。
新大陸の考えるトリプルメディアマーケティングもぜひご覧ください。
Webマーケティングに関するセミナーも開催しております。
最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。